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カテゴリ:ふっと思ったこと
Facebookには過去の同じ日の出来事を教えてくれる機能があるが、それによると2年前の今日は何とかマスクを手に入れるべく、朝から開店前の薬局に並んでいたことがわかった。今どこでもマスクが普通に買えることを考えると、何だか隔世の感がある。
それにしてもあの頃は、2年後の今日まで日常的にマスクが手放せない状態が続いているなど、考えもしていなかった。もっともこれはあくまでも強制ではなく、世間的にそういう空気がぬぐい切れていないという意味なのだが。 私個人的にはもうずいぶん前からケースバイケースで外すようにしている。例えば外を歩くとき、混み合ってる状態とか誰かと喋っている状況でない限り無用だと考えて外している。しかし街行く人は誰もが皆マスクをしたままだ。 何人かで写真に納まる時も然り。そういう類の写真が掲載されている新聞やSNSを見ると、そのほとんどがマスクをしたままなのだが、「写真撮る時だけ外しましょうよ」とは誰も言わないのか? これはもう「マスクを外している」ことで誰かから攻撃されるリスクを回避しているとしか思えない。つまり「予防線を張っている」ということかもしれない。しかしマスクの目的は「感染予防」であって、「予防線」ではない。 あとはお決まりの日本人気質・・・他の者と足並み揃わないとできないとか、何かの権威のお墨付きが無いとできないとか、そういったつまらぬ感覚がいつまでも足かせになっているんだろう。 しかしおそらく政府や専門家は、「マスクを外しても良い」などとは、誰も正面切っては言わないだろう。言うとしてもかなり先のことになるだろう。従順な日本人はそれまでおとなしく待っているつもりか? いみじくも先日の首相の記者会見でもどこかの記者が、「マスクはいつになったら外せますか?」などと質問していた。日本を代表する大メディアがこんな間抜けな質問をするくらいだから、日本という国は本当に主体性のない国に成り下がった、と言ってもいいかもしれない。 マスクの着脱くらい、個人で判断しようではないか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年03月26日 16時09分02秒
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