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カテゴリ:中国語
先週の通訳スクールの中国人講師の冒頭の言葉。
「別の通訳学校から最近、このスクールへ移ってきた生徒が私に言いました。 ”先生の授業は最後に正解を配ってくれるので安心できます。” これを聞いて、この生徒の成長はないと思いました。 正解をもらって安心してどうするの? 正解が欲しいなら参考書で勉強したほうが安くて例文も多い。 私の正解を買うために払うなら、ここの授業料は高すぎるわよ。 通訳には唯一の正解なんてないのだから。 配っているものはあくまでも私だったらこう訳す、という見本であり、他の先生なら違うものになるかもしれない。 同じ文章には二度と出会えないのだから、教材にされたものの答えを集めても仕方ない。 ここでは自分で考える力を養い、訳し方のメソッドを習得し、表現力を磨くことに集中して、自分の正解を探して欲しい。」 ・・・厳しいっ。 確かにそうだけど。 かといって、正解を求めることを放棄してもいけない。常に正解を求めてアプローチし続けなければならない。 子羊がいきなり遠くに放牧され、放っておかれたような不安。 安全な柵の中で一生を終えるより、おなかをすかせながら彷徨った挙句、自力で家を見つける方が道を覚える、みたいなものかしら・・・。 今日は久しぶりにNOVAのレッスンを受けた。 すごく気楽でホッとする。 でも講師が一度アクビしたの見てしまったし・・・ 講師も生徒も気合が足りないのかな。 確かに、硬くならずに英語が話せる環境だけど。 それにしても久々だからか、全然単語が出てこず、文章もめちゃくちゃでうまく話せなかった。 帰り道も一緒になったもう1人の生徒さんと「久しぶりはダメだねえ・・・」と反省しながら帰途についた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年05月26日 00時21分48秒
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