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テーマ:中国&台湾(3303)
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仕事で知り合った中国人からケイタイ番号を渡された。
「四川料理ごちそうするからTELしてねっ」 就業後、早速かけてみた。 すると、 「今日ヒマ?今からウチにおいでよ!」 とのこと。電話で住所を聞いてネットで検索して出かけた。 彼女は四川省出身の女性で、日本人の旦那さんについて日本に来てまだ一ヶ月たらず。 新婚で、まったく日本語が話せない。しかも中国語は今まで知り合っただれよりも早いマシンガントークだ。ごめんね、私のしゃべり早いでしょう?といいつつ、そのうち慣れるよ、とまったく手加減してくれない。同い年くらいかと思ったら前夫との間に17歳の子供がいるとのことでビックリ。 シンガポールで四川料理の店でシェフをしていたと言う彼女。 手つきも鮮やかに4品を完成。 四川料理・・・と言えば激辛料理。 初めて作る過程を見たが、唐辛子の使用量、は想像を絶するものでした。 水煮豚片・・・はさみで切った両手いっぱいの唐辛子を炒め、水を入れ、豚薄切り肉を入れしばし煮ます。ラー油、酒、醤油、塩、うまみ調味料で味を調え、料理番組で観るように、粉末の唐辛子、お玉ですくってドサッと中華なべに入れてます。(日本で売っている一味唐辛子のビン2本分は入ってると思われる)。水溶き片栗粉を入れてとろみをつけお椀に移し、トッピングに粉末唐辛子2種類(韓国産と四川産)を肉がすべて隠れるくらいかけて、ねぎを散らし、最後熱々の油をかけて出来上がり。 ケイタイメールなので見づらいですがこんなカンジです。 サラダにかけるドレッシング・・・粉末の唐辛子に熱した油をジュッ、とかけてニンニクと生姜とゴマと醤油で味を調えてドレッシング完成 。 その他、ニンニクの芽とお肉の炒め物とシュウマイが出てきました。 作ってる過程では 「ヤバイな~、ぜったいこんなに辛いのムリ!・・・どおしよう」と思っていたのですが、 おそるおそる食べてみたら、すべて絶品! かなり激辛ですが、数種類の唐辛子が香ばしく、お肉も柔らかく、激辛好きにはクセになる味です。 その後だんなさんも帰宅し、一緒に食卓を囲むことに。 シンガポール駐在中に今の奥様と知り合ったそうだが、当時はまったく中国語が話せなかったとのこと。現在はコミュニケーションまったく問題なしで、日常会話はすべて中国語。奥様のスピードについていけるなら、どんな中国語も聞き取れるだろうなあ・・・。 現在奥様、ひらがなを練習中。「机に向かうとすぐに眠たくなるの・・・」 でもそのうちすぐに上手くなりそうだ。 「昼間会ったとき、持たされたメモを担当に渡したのけど、全然通じず、困っていたのよ~。だからあなたが来てくれてほんとに助かったしうれしかった。」 今日会った私は、日本人に来て初めて出会った、中国語の通じる人間としてお呼ばれされたのだ。たどたどしい中国語で申し訳なかったのだけど、そんな風に言われるとうれしいし、もっときちんと訳せるようにがんばろうと思う。 私にとっても始めての四川人との交流で、これからも仲良くしたいな、と思いました。 ・・・翌日、胃がキリキリ悲鳴をあげていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年05月28日 11時22分55秒
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