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カテゴリ:子供
もう、あってはいけないことですね、子供にキレる、、、なんて。
良かったことは、一瞬キレたけど、すぐに自分を取り戻せたことです。 今日も幼稚園でした。 今まで1年半一緒にやってきたパナマ人の同僚(同僚?!ってほどでもないですが)が、今日で幼稚園の仕事を引退。 それで、最後なので私と一緒にチームを組んで、年中のクラスを教えていた。 最後だし、彼にリードしてもらおうと思って、伝えておいた。 しかし、こう言ってはなんだが、1年半もやって来たのに、レッスンをリードすることもまとめることも出来ず、しかも彼のおおらかな素晴らしい性格が災いしてテンポが悪く、レッスンはすっかりまとまらなくなっていこうとしていた。 と、言うことは、もう私がこのレッスンのリーダーになるしかなく、彼に最後の花を持たせられない状況になっていっていた。仕方ない、、、。 テンポが悪いと、子供たちは急速に興味を失って、走り回ったり、寝転んだり、しますからね! どうにか、私達についてきてもらってクラスを進めないと、、、。 ネームタグのピンで、お友達を刺す子まででてきて、3クラス終わった時はへとへとになっていた。 と、一緒にランチを採るクラスに入っていくなり、一番後ろの方に座っていた男の子が、わざわざドアのところにいる私のところまでやってきて、いきなり私のみぞおちをパンチした。 絶対に子供たちの前でしてはいけない顔を、私はしたと思う。 ものすごく、怒った顔をしたと思う。 一瞬、むっちゃくちゃキレた。 あまりの痛さに、一瞬自分を失いかけて、怒鳴りそうになったけど、それはいけないと思って、自分を取り戻した。 静かにその子の名前を呼んで、廊下にひっぱりだし、人を叩いたらいけない。 お友達も、だれも叩いたらいけない。 叩かれたらすっごく痛いんだから。 二度としないで欲しい。 そして、私に言うことがあるでしょ? と言うと、目のフチを真っ赤にして涙をためながら、ごめんなさい、、、と言った。 実は、この幼稚園は5年目で、初めの年は子供たちの”カンチョー”で、私達は相当悩まされた。 ここに一緒にやってくる先生たちは、色んな国の人で、彼らの文化に”ドリフのカンチョー”は無い。 今までに、カンチョーされて本当にキレて、子供の手をぐんぐん引っ張って職員室に連れて行った先生もいる。 幼稚園にも”カンチョーは絶対にしないように、子供たちに言って下さい”とお願いし続け、気がつけば、この幼稚園でカンチョーをする子は、この数年間いない。それは本当に、驚いた。 でも、最近、叩く子が増えている。 レッスン中も、お友達を叩くのはもちろん、私達の気を引こうとものすごい力で叩いてくる。 なんでなのかな~、、、と思う。 思いたくはないけど、親が叩いているのかな?と思うこともある。 ただ単に、気を引きたいだけなのかな~? ここまで書いて、読み直してふと思ったのだが、 “おおらかな素晴らしい性格、でも、リーダーにはなれず” 最近お辞めになったどっかの国の首相みたいだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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