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テーマ:男の子3兄弟の子育て(996)
カテゴリ:母のひとりごと
長い休みはやっぱりつらい。
3兄弟が庭に出て遊び始めると、盛り上がって何かを振り回したりボールを強く投げたりと、落ち着いていられない。 かと言って家でじっとしてられるはずもなく。 公園や学校へ行けとすすめても行きたがらない・・・よくよく聞いてみると、学校にはイジメっ子がいて長男をからかったり、公園に行けば部活に入ってない中学生などがいて怖い目に遭いそうなるらしい・・・安心して遊ぶ場所も少ないんだなあ~。 毎日お隣の5年生の妹ちゃんが、10時になるとインターホンを押して遊びに来る。 そこで始まるのが「ホームレス小学生ごっこ」。一日中やってる。 うちの庭の倉庫をひっかきまわして場所を作って、二男三男妹ちゃんの3人で暮らしてることになってる。 長男は時々やってきて、助けてくれるおじさんらしい。 おじさんは倉庫から出入りできる子供部屋の和室で高校野球などを観ているので、そこから子供たちも出入りして、野球を観て盛り上がったり、またホームレス生活を楽しんだりしているのだ。 お隣の奥さんは完全主義。 玄関前はチリひとつなく、きれいに掃き清められている。 アスファルトに書いたチョークのいたずら書きは、すぐに水とデッキブラシで消される。 子供たちが遊んでいるとカーテンの間からのぞいて睨んでる。 小さな庭も完全にきれいにしてあるので、遊ぶ場所はない。 うちの庭は荒れ放題なので、うちの兄弟と妹ちゃんはせっせ、せっせと穴を掘ったり、ペットボトルに泥水を作って「コーヒー」などと、古典的な遊びでひがな過ごしてる。 お隣とうちは並んでいるので、外に出て覗き込まないことには、うちの庭や倉庫で何をしているかお隣さんには見えない。 私は子供は好きに遊ばせてやりたいので、片目をつぶって黙ってる。 泥んこ遊びもどこかに忍び込んで狭い場所で過ごすのも、子供にとっては楽しいこと。 でも、お隣の様子を見ていると心が揺れる。 自分の見える範囲だけキレイにしておけばいいんだ。 それ以外の場所で子供がどうしてるか、知らない。 倉庫に入り込んだり、庭からうちに出入りしてたり、庭に穴を掘ったりして泥んこ遊びをしてることなど、思いもしないだろう・・・。 それを知ったら・・・? きっと妹ちゃんは相当に怒られる。 うちに来なくなるだろうし、私に対しても「どうして注意してくれないのか?」と腹立たしく思うだろうな。 妹ちゃんは学年イチの優等生。 勉強好きでスポーツ万能で、マジメな良い子ちゃん。 もちろん才能があるからそうであれるのだけれど、完全であることを要求されてる。 せめてウチではバカな子供時代、意味のないようでいて実はかなり意味深い子供らしい、子供にしかできない遊びをさせてやりたいと思ってる。 だからなるだけ気付かれないようにと願ってる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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