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カテゴリ:母のひとりごと
そもそもおかん姉さんのパスポート取得のお話から、昔のことを思い出した。
昔のパスポートの「出国」「入国」のたくさんのハンコを眺めているうちに、昔のアルバムを見たくなった。 前回のSMAP×SMAPねたは、まんまさんとこ。 久保田利伸の「Missing」は私たちの時代そのものやったねえとYou tubeで聴きなおしたりしてるうちにスイッチが入った。 まだ子供たちが小さい頃は過去を振り返る余裕などなく、押入れの中でホコリまみれのアルバムを出してきたのは昨夜。 20代前半の鮮やかな思い出が少しずつよみがえってきた。 カウアイ島に短期駐在してるときの、現地オペレーター会社のマネージャー(?)か何かの男性だった。 日系3世で、ほとんど日本語は話せなかったけれど、その日本的な控え目な態度とマジメな仕事ぶり、優しい笑顔に私はすぐに大好きになった。 でも彼は、南の島で浮かれてる女の子をたくさん見てきているのか、いつも冷静。 同じ笑顔で対応。 昨日の日記にも書いたように、ガイドさんやドライバーさんに「彼が好きだ」と言いふらし、話が伝わるようにがんばった。 途中、一度オアフに帰ったときに、彼のお母さん(?・・・いや上司?)と話す機会があり、彼がステキだと話した。 ママは「あの子には早く結婚してほしい。ハワイ大学を出て島に戻って仕事ばかりしてる」と心配してた。 マジでここん家に入り込みたい!!と思った。 大晦日にはオフィスに電話して「ダンスパーティに行こう」と誘ったのだが「家族と過ごすから」と簡単に断られた。 「あなたのことが好き。だから一緒に食事をしましょう」とストレートに言えばよかったのにな・・・今だからそう思う。 大きなツインルームに滞在していたから、何だかんだと言って部屋に連れ込んで押し倒してしまうっていう手もあった。 結局何もしないまま帰国し、手元にはざらざらとした材質の名刺が残ってた。 何度か電話しようかと考えた。 手紙を書こうかとも。 でもしなかった。 当時の名刺を探してみたけれど、捨ててしまったようで見つからない。 さっそく携帯の待ち受け画面をこの写真にして、整骨院の待合室で音楽を聞きながら待ち受け画面をじーっと眺めてたら・・・このときの彼も自分もとても愛おしく思えた。 だって彼の笑顔も私の笑顔もイキイキとしてて、ステキでしょ? 彼の笑顔を眺めているうちに「いや、絶対に私に気があったに違いない」と思えてきたのが不思議。 きっとこの笑顔は営業用の笑顔だったんだろう・・・日本人観光客の女の子でもオッサンでも、一緒に写真を撮ろうと言われれば固定したように、この笑顔だったのかも知れない。 きっと一線を越えない関係で終わったというか、全くの片思いだったから、こんなに胸がときめくんだろうな~。 もし私がベッドに押し倒してしまっていたら・・・悲しい思い出になってたかも知れない。 でももう一度、彼に会いたいな。 彼に会いたいというより、そんな気持ちになりたいなとつくづく思うのは、ヘンな気候のせい? 一線を越えるような恋さえも、今ならたやすくできる気がしてならない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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