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テーマ:障害児と生きる日常(4433)
カテゴリ:母のひとりごと
今、やっと静かになった。
またまた今夜も長男が暴れた。 これは予測できた。ダンナが出勤する前に・・・。 長男は怪獣が好きなのだ。 ゴジラのようなタイプのしっぽの長い怪獣を並べたり、遊んだりするのがいまだに大好きで、今日のお風呂は少し心細かったのか、そんなソフビ怪獣を持って入浴した。 入浴後部屋に放置しておいたつなぎ目のあるソフビ怪獣は、あちらこちらから水分が流れ出していて、子供部屋のじゅうたんをぬらしてしまった。 私は見ていなかったのだが、たまたま3連休後の出勤で機嫌の悪いだんなの目にとまった。 ダンナは水をこぼしたり、お茶を倒したりすることを極端に嫌う。 ケアレスミスであって、故意のいたずらじゃなくとも、感情的に怒る。 今回の怪獣に関しては、ケアレスミスかどうかと問えば難しいところだけれど、長男の判断力では仕方ないことなのだろう。 私にとっては、お風呂に置き去りにしてこなかっただけでも、ほめてやりたいところなのだが。 とにかく、ダンナは長男を怒鳴り罵倒し、泣かせて出勤しようとしてた。 「そういう風に出て行くと、だいたい夜9時過ぎると暴れだすんだよね・・・頭ごなしに怒鳴るんじゃなく長男の気持ちをくんでやってから怪獣の人形は水がもれるから気をつけようみたいに言ってもらいたいんだわ」と気持ちを伝えた。 ダンナの前で握りこぶしを震わせながらウーウーうなっている長男に 「パパが会社に行ったあとに、兄弟やママに暴力をふるうようなことはしないようにね。そうすると長男くんがどんどん辛くなるんだよ。約束だよ。」と話し、返事をさせた。 どんどん機嫌が悪くなっていった長男は、とうとうベッドに入るとぶちきれた。 今回は私や弟たちに暴力をふるうことはしなかったのだけれど、さんざん暴言を吐きまくって泣きまくって、床を打ち鳴らしたり吹き抜けの玄関でわめいたりして近所迷惑になった。 「ママや弟君たちをたたかなかったのは、えらい。よくがまんしたね。 でもキミは暴れたよね。約束を守れなかった。それは恥ずかしいことやからよく考えなさい。」と伝えて落ち着かせた。 今回は二男と三男をベッドからおろして、車に避難しかけた。 長男は自分の気持ちをわかってほしい、というSOSを発信してる。 でもダンナには届かない。 自分の感情で怒鳴り、子供の表出しているもの以外に目を向ける余裕がない。 長男は私を愛しているし信頼している。だから私が彼の心をまもらなきゃならない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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