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テーマ:男の子3兄弟の子育て(996)
カテゴリ:母のひとりごと
夏休みが終わり、明日から3人兄弟全員の学校が始まる。
この夏休みは今までに感じたことがないほどの大変さだった。 最後の1週間は地獄のようだった。 お願いしても、たくさんに助けを求めても、実際に手を差し伸べてくれる医療機関も福祉サービスもない。 そのうちに無力感と孤独感の中に沈み、判断力も行動力もなくなっていった。 最近お世話になり始めた医療機関に助けを求めた。 「先生が忙しい」と断られた。 以前の担任が「非常事態だから、もっと頼みなさい。このままではダメだよ。」と後押ししてくれたが、それでも診察は受けられない。 今かかっている総合病院の主治医と金曜日に会えることになり、少し様子を話すとすぐに薬を変えた。 その薬を飲み始めてからは、こちらでは到底判断できないような速さで気分が変わるようなことはなくなり、穏やかで本来の長男らしさが出ているように思う。 静かで穏やかで、優しい。 私が「今回のお薬はバッチリ効くよ。今までのように自制が効かなくなるんじゃないかって考えて不安になったり、苦しくなったりしないよ。 お薬を変えてもらえて本当に良かったよね。」と効果を後押しした。 本当に薬の作用なのか、私の言葉のプラセボ効果なのか、とても穏やかだ。 でもまだ飲み始めて3日目だからどうだろうか・・・私の勘としては長男に合っているように思えるのだが。 発達障害児の行為障害については、サポートしてくれる場所はあまりにもない。 そのことが益々私を追い詰めた。 金曜の豪雨の中、ワンコがパニくってドアを開けたとたんに飛び出してしまった。 雷と豪雨で飛び出していったワンコは土曜の朝にも戻らなかった。 もう14歳で心臓も弱い・・・もう帰ってこないんじゃないか~チラシを張り出したり保健所に問い合わせたりしなければ・・・と考えていたところ、 今朝、野球の弁当を作るために早起きして雨戸を開けようと外に出たところ、聞き覚えのある足音。 かえってきた。 なんだかとても嬉しくて涙がこぼれた。 すぐにシャンプーしたけれど、そんなに汚れていないしやせても疲れてもいない様子でとても元気。 嬉しい帰還に、野球の公式戦ボロ負けで夏休みが終わった。 夏休み明けには長男の中学体験が入り、進学に向けての準備が始まる。 きっとこれから良くなる。 まだまだ大変なときもあるだろうけれど、きっと乗り切れる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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