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カテゴリ:母のひとりごと
昨日の昼間のワイドショーで、大相撲八百長裁判についてコメンテーターが語る場面を見た。゜
スポーツライターの玉木正之氏が言っていた。 「相撲は神事であり、興行であり、スポーツである。そのどのカラーが強くなってもバランスが崩れるところ、今まではその微妙なバランスを保ってきた。」のようなこと。 神事色が強くなるとスポーツとしての醍醐味を感じられなくなるだろうし、興行色が強くなりすぎたらそれこそ八百長みたいなことが横行することになる。 スポーツ色が強くなれば、けが人が続出することになるだろう。 とても納得した。 そう。 神が創った絶妙なバランスが、あらゆるところで崩れようとしている。 環境もしかり。 生態系が崩れ、いてはいけない場所にいるはずのない生物がはびこる。 温暖化が進み、氷河はどんどん減っている。 ゲリラ豪雨が降ったりして、うちの近所の道路もその度に隆起してる。 経済もしかり。 どこかの国が崩れるとみんな崩れる。 どこかで誰かが利潤を追求し過ぎると、みんなの自制が効かなくなって経済が崩れていく。 社会も。 快楽を求めたり、要求ばかりしていると、社会が崩れていく。 時津風部屋の力士暴行死事件の裁判が行われている。 被害者の父が「息子が『いい子にするから迎えに来て』と電話してきたのに、信じてやらなかった・・・」と語る姿を見るたびに涙がにじむ。 長生きの秘訣は「腹八分目」と言う人がいた。 今の世界は「腹八分目」を忘れている。 私もそう。 何かがどんどん狂いはじめて、大きく動きだしているように思えてならないのだが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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