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テーマ:男の子3兄弟の子育て(996)
カテゴリ:未分類
昨日の夕方のニュースで、神奈川県の動物愛護センターの取材をしていた。
捕獲された野良犬や野良猫、飼い主が飼えなくなった動物たちが、センターに持ち込まれる。 センターに入ったら生きられる時間は5日間。 毎日、ひとつずつ隣の部屋へ移動して、最後のガス室へつながっていく。 飼い主が持ち込むことも多い。 私の実家の向かいの家が、柴犬を飼っていたのだが「吠える」とか「うるさい」とか「世話が面倒」とかいう理由で愛護センターに持ち込んだと聞いた。 そのとき私はもう20歳を超えていたが、その家の子たちは小学生だった。 飼い主からセンターのスタッフに犬が預けられると、犬は気配を悟って暴れる。抵抗する。 数ヶ月飼っていたけどしつけができない、と飼い主はさらっと犬を殺す。 自分の手ではなく、愛護センターによって。 ある獣医師がもし飼えないのなら、自分で殺して食べろ!と言っていたことを思い出した。そこまで現実を受け入れなければならない。 命の責任は重い。 1日、1日と死へと続く犬たちの姿。 最後の部屋の犬も見た。 一緒に見ていた二男が泣いた。 目をそらさず泣いた。 うちのワンコを抱きしめて泣いた。 「動物を飼ったら家族やし、最後まで一緒におらんとあかん。 赤ちゃんが生まれたら困るときは、産まれへんように手術をしたらええのよ。うちのワンコもニャンコも手術してある。 言うことを聞かないっていうのは、ちゃんと教えてあげへんからやで。 ワンコはみんな賢い。教えてあげないとわからないことだらけやろ?学習するチャンスを与えてあげたら、ワンコはみんな言うことを聞いてきちんと育つねん。 それができそうにないな~と思ったら、ワンコを飼ったらあかんねん。 動物を飼うときは、自分がそれをやり通せるかよく考えてからやないとあかんねんで。」と話した。 そして。 「ママ、プロ野球選手を引退したら、獣医さんになって動物を助けるよ。」って。 そうそう。 プロ野球選手の現役時代は短いで~それから先のことを考えて獣医さんになっておくといいね~なんて言った私。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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