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テーマ:障害児と生きる日常(4433)
カテゴリ:夫婦であること。
長男関係の親しい母から電話があった。
「私、離婚決めたから。」 以前から離婚したい、という話は聞いていた。 ご主人の子供たちへの暴力、暴言。 ADHDなどを抱える中学2年の二男君は不登校で、県立高校に通う長男君は暴君の父親と手がつけられない程の暴れる弟のはざまで苦しんでいる。 離婚できるなら・・・した方が良いに違いない、と思っていた。 でも本当に離婚を決意したと聞くと動揺してしまった。 ご主人は引越し費用さえ出さない。 自分のパートでためたお金で息子2人を連れて家を出る。 養育費はいくら・・・?と問うたが 「そんな養育費を払うような人なら、別れてないわよ~」と一笑された。 アップタウンのおしゃれなマンションはご主人が1人で住む。 妻と息子たちは県営住宅の抽選を待つ。 長男君は大学に行きたかった。 奨学金だけでは到底間に合わない。 「二部もあるし・・・」と言った。 県営住宅が当たるかどうかは一月末でなければわからない。それまでは同居生活が続く。 二男君は動きの激しい子だ。 1階にしてもらえるように、話に行くよ・・・と力なく彼女は言った。 自分だけマンションに住んで、子供たちの養育費もビタ一文払う気もない。 それを請求することさえ、彼女は怖くてできないのだ。 私の家の近くに市の女性センターがあるので、DVによって離婚することになった彼女のケースについて何かサポート制度がないか調べてみたいと思っている。 でも彼女は「主人の耳に入らないか、主人に暴力をふるったのかどうかを聞きにきたりしないのか?」と怯えている。 何度、元担任が家庭訪問して直接「病院に行って診断を受けるように、服薬するように」と勧めたことか・・・。 あまりに理不尽で納得いかないのだけれど・・・そんな人だから一緒に暮らしていけないんだろうな。 悲しすぎる。 ご主人は病んでいる。二男君と同じような問題を抱えてる。 それを受け入れて改善しようとするのなら・・・彼女も離婚なんて選択をしなかっただろう。 それも理解できないのだから、仕方がないのかも知れない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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