ストーリーは、元大統領夫人のテスは、夫に先立たれ、使用人たちやシークレット・サービスにしっかりと守られて暮らしていた。その窮屈さにテスはいつも癇癪を起こし、これまで何人もの係官が更迭されていた。が、現大統領にも睨みのきく彼女は、わがままのしたい放題。現在、その矢面に立つのが、警護主任のダグ(N・ケイジ)。だが、退職を大統領に直訴しても認められない。全く犬猿の仲のはずなのに、彼女は自分を手放さないのだ。そしてある日、散歩に出た湖のほとりで安らぐ彼女が、ダグが目を離したスキに何者かにさらわれてしまう……。
この映画は、あつぼう的にニコラス・ケイジ作品ベスト3に入ります。この邦題のせいでちょっと敬遠してた人達はこの日記を読んだついでにレンタルしてみてください。
最初は犬猿の仲の2人が気持ちを通じていく内容は【ドライビング・ミス・デイジー】を思い出します。アカデミーを受賞した【ドライビング・ミス・デイジー】より本作の方が面白いと思うのってあつぼうだけですか?
ニコラス・ケイジってどこか頼りない役って本当に巧いですね。巧いって言うか顔が頼りないって感じやから素の自分で演技してるかも。まぁ~ニコラス君のこの演技を光らせるのがシャーリー・マクレーンなんですよ。心は優しいけどワガママ全開!こんな役を演じさせたら右に出る人はいないでしょう。
評価★★★★☆(3.9)