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カテゴリ:海外文庫
ストーリーは、どんでん返しの連続、予測不可の結末
薬害訴訟の陰に潜む巨悪に敢然と挑む若き弁護士 製薬会社に対する訴訟を担当することになった弁護士ダニエル・エイムズ。調査を開始すると、彼の周囲でさまざまな事件が起こる。調査への妨害にはじまり、法律事務所からの解雇通告、そして、ついには殺人まで……。 アメリカで「十割打者」と呼ばれてるのは大袈裟ではなかった。 法廷サスペンスというジャンルは緊迫感が大切だと思います。今作では法廷での対決シーンよりいかにして裁判を自分に有利に進めるかと考える弁護士の姿勢を前面に出しています。その姿勢が時には正義となり、時には悪となりうるのが今のアメリカの法制度なんでしょうか。 ジョン・グリシャムやスコット・トゥローなどの法廷サスペンスが好きな方にはオススメします。まだマーゴリンの作品を未読って方にもオススメします。 マーゴリンの小説を読んでるとアメリカの法事情が分かると思います。読んでいてこちらも知識を得ているような気がします。 評価★★★★☆(4.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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