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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:アメリカ映画
2004年 アメリカ
クライヴ・オーウェン キーラ・ナイトレイ ストーリーは、ローマ帝国の支配下にあったかつてのイギリス、ブリテン。そこでは帝国からの独立を求めるブリテンのゲリラ=ウォードと、残虐な侵略者であるサクソン人との間で激しい戦闘が繰り返されていた。ブリテンの血をひくアーサーは、この時ローマ軍の司令官として無敵を誇る<円卓の騎士>を率いて“ハドリアヌスの城壁”の死守に当たっていた。しかし、衰退の途にあったローマ帝国はブリテンからの撤退を決定、アーサーにはローマ教皇の名の下、サクソン人に包囲された北部の地からローマ人一家を救出せよ、との過酷な最後の指令が下される。しかしアーサーはそこでローマ人により不当に囚われいたブリテン人の美しく勇敢な女性グウィネヴィアを救出する。グウィネヴィアは、ローマ帝国に仕えてブリテン人と戦うアーサーを非難、サクソン人の前に滅亡の危機に瀕したブリテンのために一緒に戦うよう迫るのだった…。 昨今ブームになってるこのジャンル!これも【グラディエーター】の大ヒットの影響でしょうね。しかしその後に制作されて中世の映画はことごとく興行的に失敗です。ある程度の収益があってもそれ以上に制作費がかさむってのが本音でしょうか。興行的に今日の日記になってる【キング・アーサー】に関していえば【アレキサンダー】と並ぶ大失敗作になるんでしょう。 この映画を観る前にジェリー・ブラッカイマーの名前が目についてしまいました。あつぼうはこのジェリー・ブラッカイマーが制作した映画ってあんまり好きではないです。そりゃ中には面白い映画もあるけど、それ以上に大味で中身がスカスカの映画があります。ミーハー好みの制作者やと思います。 さてこの映画ですが、映像の美しさと意外にも細かい小道具まで結構丁重に作られてました。 ストーリーや背景などはいいんですが、登場するアーサーと円卓の騎士の人物像が薄くて感情移入しにくかったです。映画がはじまった時なんかは誰が誰かさっぱり分からなかったです。 アーサー王の伝説をあまり知らないあつぼうやから、あまり批判的なコメントは出ないのですが、アーサー王の本を読んだ事のある友達は歴史の前後関係がムチャクチャやって批判してました。あつぼうのようにあまりアーサー王について知らない方が絶対に楽しめると思います。 決して派手な映画ではないのですが、いぶし銀って言葉がピッタリです。 DVDの特典についてるもう一つのエンディングの方が絶対に納得出来るって思ったのはあつぼうだけ? 評価★★☆☆☆(2.9) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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