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カテゴリ:海外文庫
ストーリーは、おれの名前はヴィンセント・ルビオ。ロサンジェルスが根城のケチな私立探偵だ。つまらない仕事のかたわら、謎の死を瑞げた相棒アーニーの死因を探っている。そんなおれを"評議会"がけむたがっているのは承知の上だ。ところでおれは、人間じゃない。人間の皮をかぶり、人間にまぎれて暮らしているヴェロキラプトル―恐竜だ。ああ、それにしても昔はよかった…。
恐竜が探偵?それが人間の皮をかぶって人間にまぎれて暮らしてる。こんな奇抜で意表を突いた小説って初めて読みました。 コメディタッチで進んでいくのかって思ってたけど、結構シリアスでサスペンスの軸もしっかりしているので読んでいて本当に面白かったです。ところどころに散りばめられている笑えるシーンも良かった。 恐竜が人間にまぎれて暮らしているから疑問がたくさんうまれてくるけど、妙に納得のいく説明でそこは見事にカバーしてました。 これからこのシリーズがどうなっていくのか注目しています。 評価★★★★☆(4.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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