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カテゴリ:ドイツ映画


2003年   ドイツ
ダニエル・ブリュール   カトリーン・ザース

ストーリーは、1989年、東ベルリン。テレビ修理店に勤める青年アレックス。彼の父は10年前に家族を捨て、西側に亡命した。一方、母クリスティアーネは、その反動からますます愛国心を強めていく。そんなある日、秘かに反体制の考えを持っていたアレックスが反社会主義デモに参加。その結果、警察と衝突するところを偶然目撃したクリスティアーネはショックで心臓発作を起こし、昏睡状態に陥ってしまう。その間にベルリンの壁が崩壊、統一ドイツは資本主義国家となる。やがて8ヶ月後、クリスティアーネは奇跡的に覚醒するのだが…。

ドイツ映画は本当にハズレが少ない!この映画もかなり楽しめました。
愛国心溢れる母親にショックを与えてはダメやとベルリンの壁が崩壊してドイツが統一された事をひたすら隠すアレックス。形は違えど一つの愛情表現やなぁって思った。しかし嘘をつくたびに周りの人たちも後味の悪さを感じて罪悪感が募っていくのが辛いですね。そこまでして母親に隠し通す必要があったのかって思った。まぁ「嘘も方便」ってこの映画の事ですね。

このベルリンの壁が崩壊してドイツが統合されてから16年の月日が流れてるってほんまに月日のたつのは早いです。そのドイツ統合をこういう角度から映画化するって凄いです。アイディアの勝利ですね。

ドイツが統合されてほんまに良かったって思わされた映画でした。

評価★★★★☆(3.9)





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最終更新日  2006年11月22日 23時16分24秒
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