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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:アメリカ映画
2004年 アメリカ
監督 マイケル・ムーア 2000年の大統領選挙。激戦と混乱の末にゴア候補を破りブッシュ候補が第43代アメリカ合衆国大統領に就任する。そして2001年9月11日、アメリカのニューヨークとワシントンをハイジャックされた旅客機が襲うという前代未聞のテロ事件が起きる。やがてテロの実行組織がオサマ・ビン・ラディン率いるアルカイダと判明、ブッシュ政権は犯人を捕まえるためアルカイダが潜伏するアフガニスタンを攻撃する。しかし一向にオサマ・ビン・ラディンを捕えられないまま、いつしか戦場はイラクへと移っていった…。一連のブッシュ政権の行動に疑問を抱いたマイケル・ムーア監督は、豊富な事実を基に様々な角度からその真相を明らかにしていくのだった。 この映画を観て最初に芽生えた感情っていうのが怒り! 何に対しての怒りかと言うとアホで嘘つきのブッシュ。 自分は安全な場所にいてるからアホみたいな答弁を出来るんやろうけど、実際に戦場に言ってる若者の事なんかどうでもいいみたい。 マイケル・ムーアも言ってたけど、イラク戦争に賛成なら自分の息子を行かせればいいと思う。 結局賛成してる議員の内、実際に戦場に息子を送ってるのはわずかに1人らしいです。 それ以外の議員は戦争に賛成しておきながら自分の身内は安全な場所に置いておきたいんですね。 戦場で息子を亡くした母親のインタビューを観ても何も思わないんですかね? 母親が言った【自分の子供を埋葬する親の気持ちが分かりますか?】この言葉は凄く辛かったです。 まぁ~この後、ブッシュが再選したって事は、この映画の真意はアメリカ人には伝わらなかったのかも。 日本もアメリカに加担してるのが凄く恥ずかしい。 これだけの犠牲者を出していてもまだ戦争に賛成してる人が多いって事か? この映画を観てて怖かった事がもう一つ。 アメリカの若者がヴァーチャル・ゲーム感覚で戦争をしてるのが凄く怖かったです。 あんな感覚でいたら人を殺しても何とも思ってなさそうです。 罪のないイラク人の子供や女性が巻き添えになるのは観ていて悲しいです。 いつになったらブッシュは自分の愚かさに気付くんでしょう。 戦争って言葉では簡単に片付けれないですよ。 企業のコメントにも腹が立った。 アメリカ人の若者が戦場で闘ってるのに、もう復興事業の金儲けを企んでます。 こういう奴らはハイエナみたいでムカツキます。 確かにこの映画の作りはフェアではないと思うけど、マイケル・ムーアの言いたい事は伝わってきた。 9月11日の事にはあまり触れなかったけど、それ以上にイラク戦争の事が頭を離れなかったのでこんな日記になりました。 そうそう大量化学兵器は結局見つけれなかったですね。 嘘つきブッシュさん。 評価★★★★☆(4.1) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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