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カテゴリ:海外文庫
ストーリーは、アメリカ中西部ミネソタの田舎町チキンタウンに暮らす少女キャンディ。ある日、学校の宿題で町の歴史を調べることになった彼女は、ヘンリー・マーキットという人物の悲劇を聞かされる。ヘンリーは、海のないこの町で「迎えの船」を待っていると言い残し、自殺したという。その翌日、キャンディは、町外れの草原で、朽ちかけた塔のような建物を見つけ、7つの顔を果実のようにぶら下げた角を持つ奇怪な男と出会う…。
盗賊ミスチーフ兄弟、キャンディを狙う「真夜中の島」の支配者キャリオン、土地開発を進めてアバラットの改造をくわだてる企業家ピクスラーに、世界を滅ぼすという伝説の怪獣レクィアクス。幾多の野望と謎が絡まりあう中で、海で溺れ、矢で撃たれ、空から落ち、悪漢に捕われ、絶え間なく危機にみまわれるキャンディ。運命の糸に操られながらも、前向きに成長していく彼女の行く手には、まだまだ目を離すことのできない、さらなる壮大な冒険の予感が広がっている さすがにクライブ・バーカーが書いた本だけあります。 なかなか一筋縄ではいかないです。 ホラーの帝王がファンタジーを書いたので興味を持って読んだけど、かなり重たいファンタジーです。 随所に挿絵があるけど、その挿絵がないとイメージ出来にくいと思います。 これは翻訳のせいかも知れないけど、細かい所がちょっと分かりにくいです。 だから感情移入という部分ではあんまり出来なかった。 アバラットと言う世界の構築は素晴らしかったです。 25の島があって最初は頭がこんがらがるけど、読んでいくうちに慣れてきました。 25も島があるので今後も壮大なストーリーになっていくと思います。 続編も発売されてるので読んでみようと思っています。 あくまで重たいファンタジーが好きな人にオススメします。 評価★★★☆☆(2.9) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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