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カテゴリ:海外文庫
動物ファンタジー『シルバーウィング』続編
コウモリの子供、シェードが主人公の動物ファンタジー「シルバーウィング銀翼のコウモリ1」の続編。 前作で、彩翼コウモリの少女マリーナや仲間たちの助けを借りてジャングルコウモリの主であるゴスと闘ったシェードは、行方不明の父を探すため森のはずれにある人間のつくった建物に入り込んだ。建物の中は暖かく、えさの虫も豊富で、コウモリの天敵であるフクロウもいない。シェードとともに建物の中に入った仲間たちは、この場所こそ伝説に言い伝えられてきた約束の地ではないかと思い始めていた。しかしある時、コウモリたちが眠っている間に、次々と仲間たちが姿を消していた。そこではコウモリやフクロウたちを巻き込んだ恐ろしいプロジェクトが進行していたのだ。 待ちに待った待望の続編です。 前作以上にシェードやマリーナが活躍します。 シェードのライバルでもあるチヌークまでもが旅の仲間となります。 チヌークを交えた3角関係もこの巻の見所の一つです。 ジャングルコウモリのゴズも自分の目的の為に手段を選ばずに他の動物を狙います。 その過程でシェードの仲間やフクロウまでもがゴズに捕らわれてしまいます。 仲間を助けるために危険をかえりみないシェードの行動は読んでるものを感動させてくれました。 早くも2005年初夏に続編の【ファイアーウィング】の発売が決まってるので今から楽しみです。 評価★★★★☆(4.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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