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カテゴリ:海外文庫
ストーリーは、前作のラストで彩翼コウモリのマリーナと結婚した銀翼コウモリのシェードはグリフィンという子宝に恵まれる。グリフィンはいたずら盛り、ふとしたきっかけで人間たちから火を盗むことを計画するが、その最中にコウモリの女の子ルナを死に至らしめてしまう。自責の念にとらわれたグリフィンは地下深く閉じ篭るが、大地震に遭遇し「死後の世界」に迷い込んでしまう。そこには死者となったルナが存在していたが、彼女にはもはや記憶というものがなかった。姿を消したグリフィンを追って、父のシェードもまた「死後の世界」をめざす。しかし、そこには死んだはずのシェードの仇敵ゴスもまた来ていた。
この巻で銀翼コウモリシリーズは完結します。 今作ではシェードとマリーナの子供グリフィンが活躍します。 父親シェードとは違って臆病なグリフィン・・・。 でも様々な試練を乗り越えて父親のように勇敢になっていきます。 シェードがグリフィンに言った【怖がっていてもちゃんとやってのけた。それが勇敢というものだ。お前の事を誇りに思う】ってセリフが凄く印象的でした。 宿敵ゴズも再登場してドキドキハラハラしながら読みました。 これでこのシリーズが終わってしまうのは悲しいです。 もっともっとシェードやグリフィンと旅がしたかったです。 この3部作は本当にオススメです。 評価★★★★★(4.7) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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