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2005年12月11日
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カテゴリ:海外文庫
ストーリーは、秘密の廊下と隠された部屋と大きな大理石の暖炉がいっぱいの古い家で暮らしてみたい。いつもそう夢見ていたルイスは、ある日気づくと、まさにそんな家の中にいた。両親が死んで、おじのジョナサンの豪邸で暮らすことになったのだ。そのうえ、この大柄で優しいおじは魔法使い。ルイスはうれしくて思わず椅子の上でぴょんぴょん飛び跳ねたくなるほどだった。だが、喜んでばかりはいられない。なんとこの家の前の持ち主は邪悪な魔法使いで、家の壁のどこかには世界の終わりに向かって時を刻む時計が埋め込まれているという。ハロウィーンの夜にルイスが偶然死者を目覚めさせると、時計の音は急に大きく速くなる。大変! このままでは世界最後の日が迫ってくる。早く時計を止めなければ!

今から32年も前にアメリカで出版されたこの本をやっと読みました。
本国アメリカでは今でも版を重ねる人気らしいです。
どこにでもいる平凡な少年が魔法使いのおじさんと魔女のツィマーマン夫人とともに冒険をするのが面白いです。
今作は第1作目という事もあって基礎的なイメージがあるけど、そのぶん続編が楽しみになってきます。
ゴシック・ファンタジーの名手と言われたジョン ベレアーズだからこそファンタジーファンを納得させる事が出来たんでしょうね。
前6巻あるらしいけど、ジョン・ベレアーズは3作目を書いてこの世を去ってます。
その後は彼のファンだったブラッド・ストリックランドがベレアーズの残した下書きをもとにして3冊書いたらしいです。
そういう意味でもベレアーズの人気がわかりますね。

評価★★★★☆(3.7)

壁のなかの時計







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最終更新日  2005年12月11日 17時43分36秒
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