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カテゴリ:海外文庫
ストーリーは、ニューヨークで孤独な暮らしを営む女流画家のスウィーニーは、自分がひとりの男性に惹かれていることを突然意識した。
相手は野性的な魅力に溢れた大富豪。 だが、彼女には誰にも言えない秘密があった。 それは一年前からさまざまな超常現象を体験するようになったことだ。 しかもある夜、彼女は夢遊病にかかって一枚の絵を描く。 そこに描かれていたのは、彼女が知らない間に発生した殺人事件の被害者の顔だった……。 リンダ・ハワードのロマンティック・サスペンス作品は欠かさず読んでいます。 まぁ~それだけ、あつぼうご贔屓の作家なんです。 毎回魅力ある主人公が登場するけど、今回のスウィーニーも魅力的です。 今回は霊能力にスポットをあてています。 霊能力によって得られるものよりも失うものの方が多いって事が今作ではよく分かる。 主人公スウィーニーを守る男リチャードですが、今までのリンダ・ハワードの作品に登場するヒーローにしては過去の描写が薄っぺらくて危険な香りがあまりしなかったです。 それでも金持ちでハンサムで強いというヒーローの典型的なパターンではあります。 作品はスラスラと読めて面白かったです。 評価★★★☆☆(3.4) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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