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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:スペイン映画
2002年 スペイン アントニア・サン・フアン ナイワ・ニムリ ストーリーは、高級靴店の店員をしている23歳のレイレの夢は靴デザイナーになること。でも自信がない。やがて、恋人も去ってしまい…。49歳のアデラはキャバレーの雇われママ。夢は小説家になることだが、知的障害者の娘の世話に追われる日々…。アデラの25歳になる娘アニータ。知的障害者の彼女はハンサムな看護士ホアキンにほのかな恋心を抱く…。43歳のタクシードライバー、マリカルメン。夫が急逝してから10年、3人の子どものためだけに生きてきた…。高級官僚の妻である45歳のイザベルは、子宝に恵まれず、その孤独を癒すため高級靴を買い漁る…。 盗んだ靴をはく女 偏平足の女 スリッパをはく女 スニーカーをはく女 小さな靴をはく女 この5人の女性がくりひろげる群像劇。 群像劇って言ったら人がいっぱい出てきてごちゃごちゃしてる映画ってイメージを持ってる人がいてるけど、この映画は大丈夫! 出演者は結構多いけど、みんな濃いから誰が誰か分からなくなる事はないと思いますよ。 最初からなんらかの繋がりがある女性達なんですが、物語が進むにつれてさらに深みを増して繋がっていきます。 1人1人のキャラクターがしっかりしてるので生々しさを感じました。 観る人によって好きなエピソードは違うと思うけど、個人的には知的障害を持つ女性アニータのエピソードが好きです。 知的障害を持ちながら介護にくる看護学生ホアキンに恋心を持ってしまいます。 7歳児の知能しかない彼女の恋愛・・・観てて応援してしまいました。 途中でダークな展開になっていくけど、それでも最後には爽やかな気分になってる不思議な映画でした。 タイトルやチラシなどからこの映画に対する印象って明るいものやったけど、内容は決して明るくないです。 評価★★★☆☆(2.9) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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