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カテゴリ:海外文庫
ストーリーは、レイク・エデンも今は夏。暑さとダイエットに苦しみながらも毎日クッキー作りに忙しいハンナのもとへ、ノーマンからびっくりニュースが届いた。なんとエデン湖畔にある古い屋敷を土地ごと買い取り、ハンナと設計した「夢の家」を実際に建てるつもりだと言う。
「ついにふたりが結婚?!」と盛り上がる周囲をよそに、ノーマンとハンナがその家の片付けに行くと、キッチンにはハンナご自慢のレモンメレンゲ・パイの食べ残しがあり、地下室には元所有者の死体が…。今度こそ事件に関わるのはごめんだわ、と固く決意するハンナだったけれど・・・。 お菓子探偵ハンナシリーズ4作目。 今回は死体の第一発見者にならずとも、またまた聞き込みを開始して事件に巻き込まれていきます。 周りの勘違いもあってハンナとノーマンの仲が急接近! 当然マイクの気持ちは複雑です。 殺人事件と三角関係が微妙なバランスで描かれてるので凄く面白いです。 なんとなく途中で犯人は分かってしまうけど、それでも面白い。 このシリーズの特徴の一つとして毎回色々なイベントが登場するけど、本作では独立記念日! アメリカ人が独立記念日にかける情熱は凄いですね。 ほんと一大行事です。 4作目にしてハンナの末妹のミシェルが登場します。 ハンナやアンドリアとは違う魅力を持ってるので、もっともっと活躍する日が来るのが今から楽しみです。 色々な恋の種が蒔かれた本作。 この恋の行方を知るためにも早く次の作品を読みたいです。 評価★★★★☆(4.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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