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カテゴリ:海外文庫
ストーリーは、建設ラッシュにわくニューヨーク。
ロウアーマンハッタンの高層マンション建築現場で、地下の坑道らしきものから百年以上前の人骨が三十六体発見された。 ところが、その骨には例外なく脊髄の下部に奇妙な切断の跡が残されていた。 犯人は十九世紀の猟奇殺人鬼なのか? その話題で街じゅうが騒然とするなか、セントラルパークで同様の連続殺人事件が発生。 模倣犯の仕業なのか、それとも百年前の殺人鬼がふたたび現代によみがえったのか。捜査は混迷を深めていった……。 この本を読んでて最初に思ったのはマイケル・クライトンを彷彿させるような奥の深さとスリリングな展開、さらに魅力的な登場人物など読み手を引き込んでいく要素が満載です。 冒頭から読者をどんどん引き込んでいく謎を用意してるからどんどんのめり込んでしまいます。 だから面白くない訳がない! 考古学などの専門用語も使われてるけど、それほど苦にならずに読めますよ。 主人公のペンターガスト捜査官も今回は主役に昇格! 脇役だった【レリック】の時もかなりの存在感があったけど、主役になって魅力全開です。 かなり好きなキャラです。 あまりの面白さに寝不足になってしまいました。 これほど本にのめりこんで時間を忘れたのも久しぶりです。 ネタバレになってはダメなので詳しくは言えないのですが、とにかく犯人の正体を知った時には絶句しました。 みなさんにも是非読んで欲しい一冊です。 評価★★★★★(5.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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