|
テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:ドイツ映画
2000年 ドイツ エレア・ガイスラー マックス・フェルダー ストーリーは、大きな家に住む点子ちゃん。小さな家に住むアントン。ふたりは同級生でとっても仲良し。点子ちゃんの本名はルイーズだけど、小さいころほんとに小さくて“点子ちゃん”ってあだなをつけられました。アントンは病気で働けないお母さんの代わりにみんなに内緒で働いています。点子ちゃんは、アントンともっと一緒に遊びたいのだけれど、アントンはいそがしくて、あんまり遊べません。点子ちゃんはアントンを助けたくて、パパとママに相談したけど、ふたりとも忙しくてそれどころじゃないのです。「おとなになんか頼らない!」。点子ちゃんは自分の力でアントンを助けることに決めました。果たして、点子ちゃんはアントン親子を救えるのでしょうか? この映画の原作者のエーリヒ・ケストナーは、ナチスにより著書を焼かれ、執筆を禁止されながらも時代を担う子供達に期待をかけ、ひたすら子供のための小説を書き続けた偉人です。 原作と世界観や時代設定を変えたため、凄く楽しい映画になったと思います。 観終わった後、「こんなにもほのぼのと和める映画があったんや~」と絶賛の嵐です。 幸せな気分になる事、間違いなしです。 90年代のドイツ映画ってどうしても堅いイメージがありました。 そんなあつぼうを変えてくれたのがこの映画。 自分の大切な友達が困ってる時に、大人なんて頼りにならないって思いを楽しくそして痛烈に描いていました。 主役の2人も脇役も個性があって素晴しい演技をしています。 この映画は点子ちゃんとアントンの可愛さがなければ成立しません。 特にアントンのお母さんが素晴らしいです。 自分達を侮辱した相手の子供と遊んであげる心の広さ、今の大人たちに見習って欲しいです。 登場人物みんながはっきりと自分をもっていて、それに共感出来ました。 やっぱりこういうドラマは人物の背景などが大切ですよね。 ラストも感動しますよ。 この映画は、あつぼうが会社の友達などに強引に観せて好評をいただいてます。 まだ観てない人はこの機会にどうぞ! 評価★★★★★(満点) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ドイツ映画] カテゴリの最新記事
|
|