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カテゴリ:海外文庫
ストーリーは、健気でチャーミング、でもちょっと傷つきやすいチューリングは女の子型人工知能。ネットワーク上のあらゆるデータにアクセス可能な彼女は、顧客の検索を手助けするリサーチャーとして大人気だ。だがある日、彼女を作ったプログラマーのザックが突然失踪する。彼に密かな恋心を抱くチューリングは名作ミステリを読み読み探偵術を覚え、彼の行方を追いはじめるが… 内容には凄く興味を持った本やけど、どうしてもこの邦題で読み始めるのが遅くなりました。 まるでB級映画並の邦題でしょう。 今まで色々な探偵が登場したけど、A・Iが探偵っていうのは新鮮で良かったです。 A・Iのチューリングをはじめ登場人物が凄く魅力的なのもドナ・アンドリューズならではですね。 この人の作品はいつも登場人物が魅力的です。 それが支持されてる要因の一つでしょうね。 しかしちょっと問題が・・・。 A・Iが主人公って事でハイテク関連の用語が連発されるんです。 私自身あんまりコンピューターに詳しくないので意味不明な部分もあり辛かったです。 ちょっとパソコンに詳しい人なら問題なく読めるはずですよ。 もう少しパソコン初心者でも分かるような説明があればもっと感情移入出来たと思います。 それとミステリーとしてはラストが少し淡白すぎたような気がします。 次作が発売されたら読んでみるけど、ここらへんが解消されてたら嬉しいです。 ★★★☆☆(2.7) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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