映画と小説の保管庫

２００４年　　　アメリカ　　　
ビル・パクストン　　アンソニー・エドワーズ　　ベン・キングスレー

ストーリーは、億万長者で元宇宙飛行士のジェフ・トレイシーは、謎の無人島を拠点に４人の息子とともに極秘の国際救助隊ＩＲを組織し、最新鋭メカ“サンダーバード号”を駆って世界中の災害救助活動に当たっていた。一家の末っ子でまだ学生のアランは、そんな兄たちを誇りに思い、自分も早く隊の一員となり活躍したいと願っていた。そんなある日、サンダーバードに怨みを持つ悪漢フッドがトレーシー・アイランドの位置を突き止めてしまう。彼は５号をミサイルで攻撃、ジェフたちが緊急出動したスキにまんまとトレーシー・アイランドを乗っ取ってしまうのだった。だが、春休みで久しぶりにトレーシー・アイランドに戻っていたアランだけはフッドの包囲網を逃れていた。彼は、レディ・ペネロープの助けを借りながらフッドの野望を阻止するため奔走する。

これはオリジナルのファンには受け入れられてるんやろうか？
あつぼうもオリジナルは、たまに観てたけどその良さが全然取り入れられてない実写版です。
アメリカでヒットもせずに消えていったのが分かる気がします。
これだけの名作を実写版でリメイクするって聞いた時から不安の方が大きかったけど、観終わった時にはやっぱり･･･って思ってしまった。
なんか【スパイキッズ】の世界観に似てるのが嫌でした。
完璧なコメディ映画になってしまってたのは残念です。

当たり前の事やけど、サンダーバードが活躍するって思うでしょう。
それが今作では全然活躍しません。
メンバーに入りたくても入れない末っ子のアランの活躍がメインです。
オリジナルに思い入れがある人はガッカリやと思う。

主役のブラディ・コーベットは、悲しいぐらい魅力がないです。
なぜ彼が選ばれたのか疑問です。
そんな彼とは逆でソフィア・マイルズ演じるレディ・ペネロープはピンク色がよく似合ってて良かったです。
まぁ～この映画のいいところってレディ・ペネロープぐらいかな･･･。

評価★☆☆☆☆（ラジー賞的な★１つです）