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カテゴリ:イギリス映画
2001年 イギリス ホアキン・フェニックス エド・ハリス スコット・グレン アナ・パキン ストーリーは、ベルリンの壁崩壊を目前にした1989年の西ドイツ。米ソの緊張緩和も続いていたことから、ここシュツットガルトの米陸軍基地でも平和ボケ状態に陥っていた。青年レイ・エルウッドはこの基地で補給部隊に所属していた。頭の切れるエルウッドは、その立場を利用し、闇ルートを通じて軍の物資を横流しするのは当たり前、さらにはヘロインの精製と密売にも関わる問題分子。そんなある日、軍の浄化を掲げたリー曹長が新たに着任、さっそくエルウッドをマークする。困ったエルウッドは、相手の出方をうかがおうと、リー曹長の娘ロビンに近づくのだが…。 全米公開直前に9.11同時多発テロが発生、ナショナリズムが高まりをみせる中、軍の腐敗を暴いた本作は不適切として公開が5度も延期された曰く付きの作品。 冷戦終結という平和的な雰囲気でありながら、軍の中では平和=退屈って雰囲気が充満していてドラッグや横流しなどが横行する。 映画でありながらも軍の中では実際にこういう事はおこなわれてるって思えますよね。 軍関係の方が聞いたら怒るかも知れんけど、一般人がこの映画を観たら軍に対して疑心暗鬼になってしまいますよ。 あまりに平和すぎても軍の中で緊張感を保つ事は容易な事ではないんでしょう。 そういうストレスから色々な事件を起こすのかも。 でも真面目に軍隊で頑張ってる人には侮辱としかとれない映画です。 ホアキン・フェニックスは好演でしたね。 なんか普通のワルって感じがリアルでした。 スコット・グレンは怖かった・・・・。 エド・ハリスは悲しいおじさんでした。 アナ・パキンは、アカデミーを獲った時が最高潮でしたね。 公開時のキャッチコピーが笑えます。 【だって、自由の国なんだもん!】 この自由ってのが色々な意味にとれて面白いです。 なんかバレんかったら何をしてもええって思いましたよ。 評価(3.3) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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