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カテゴリ:邦画
隣人13号 ディレクターズ・カット

2004年   日本   
中村獅童    小栗旬    吉村由美    

ストーリーは、10年ぶりにこの地元に帰ってきた青年・村崎十三。彼は小学生の頃、赤井トールから凄まじいイジメを受け、今その復讐を果たすために戻ってきたのだった。さっそく赤井と同じ職場に就き、機会を伺う十三。だが、彼の存在は赤井に忘れられていたうえ、またしてもイジメを受けるハメに。しかし、十三の体内には全く別の人格で凶暴な“13号”が潜在していた。13号は、赤井を殺すことで復讐を達成しようと徐々に凶暴性を増していく。ところが、その凶暴性は度を超えていき、もはや十三の力で自制することが出来なくなっていた…。

カリスマ漫画家・井上三太の同名人気コミックを実写映画化したサイコ・サスペンス。
実際にコミックを読んだことがないので、コミックと較べる事が出来ません。
多重人格をテーマにしてるけど、その奥底には小学校の頃に苛められた過去があるんですね。
いじめられる事によって殻に閉じこもり、もう一つの人格を形成するって本当にある事なんで、妙にリアルでした。
そのもう一つの人格を映像化する事によっていじめられる側の苦悩を巧く描いてたと思う。

しかしあまりにも描写がグロテスクでちょっと目を閉じたくなるシーンがありました。
特にいじめの復讐に子供を巻き込むのはいただけない・・・。
直接復讐すればいい事やけど、それが出来ないのはいじめられっ子の心の弱さか。
いじめってこれほどまでに心に傷を負わず行為って事を知るためには観てもいいかも。
この映画の復讐はやりすぎやけど、実際にいじめてる側の人間は、これぐらいの復讐をされる覚悟をしてた方がいいと思う。

これだけ書いたけど映画自体は、不快度75%です。

中村獅童はあまりにも演技に熱が入ってて怖かったです。

評価爆弾爆弾(2.2)





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最終更新日  2006年11月18日 02時56分04秒
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