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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:イギリス映画
2004年 イギリス/フランス ガイ・ピアーズ ジャン=クロード・ドレフュス フレディ・ハイモア ストーリーは、1920年代のカンボジア。ジャングルの奥地の荒れ果てた寺院の跡地で2頭のかわいいトラが生まれた。兄のクマルは元気な暴れん坊。一方、弟のサンガは対照的におとなしい性格をしていた。仲のいい2頭は一緒にすくすくと育ってゆく。そんなある日、一人のイギリス人冒険家エイダン・マクロリーが仏像を盗掘するためこの地にやって来る。そして、盗掘の最中に突然姿を現わした親トラを撃ち殺してしまう。このことが原因で、クマルはエイダンに拾われ、おとなしいサンガは行政官の息子ラウールの遊び相手として引き取られてゆくのだったが…。 ジャン=ジャック・アノー監督が、「子熊物語」以来15年ぶりに野生動物を主人公に描いた感動大作。 この映画を観て最初に思ったのは、金や欲望のためにいったいどれぐらいの動物が犠牲になったんやろう。 人間の都合だけで大自然の中で家族仲良く暮らしていたトラ達も離ればなれになってしまう。 動物だって感情を持ってるから自分の子供を奪われたら悲しいはずです。 動物側からの視点で考えると北朝鮮の拉致とさほど変わらないですよ。 毛皮1つ作るのにも少なくとも1匹の動物の命が失われてる事を認識するべきです。 そう言いながらも牛肉や豚肉を食べてるんですけどね・・・。 このトラ達って飼いならされてたトラを使ったって聞いた事があるけど、それにしても表情が豊かで喜怒哀楽が表現出来てました。 ある程度CGの力をかりてるとしてもトラに関しては100点満点です。 逆に動物が主役って事もあって、登場する人間はちょっと印象が薄いです。 もう少し人間達の背景を描いたら面白かったのかも。 1920年代ってトラの乱獲があったらしいのですが、これって氷山の一角らしいですね。 本当は色々な動物が乱獲されてたんです。 人間はいつかそのツケを払う時がきそうな気がします。 評価(3.2) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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