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カテゴリ:海外文庫
ストーリーは、アメリカの寄宿学校に通う12歳の少年パーシー・ジャクソンは、ある時突然、ギリシャ神話の神々の息子のひとりであると告げられる。 オリンポスの神ゼウスとポセイドンの戦争をとめるため、仲間のアナベスとグローバーとともに、旅に出ることになったパーシーに、予言の神が下した神託は4つ。 〈おまえは西へ行き、そむいた神と対面する〉 〈おまえは盗まれたものを見つけ、持ち主に無事に届ける〉 〈おまえはおまえを友と呼ぶ者に裏切られる〉 〈おまえは結局、もっとも大切なものを守りそこねる〉 さらわれた母親の運命と、まだ見ぬ父親への複雑な思いをかかえて旅するパーシーの冒険の結末は……。 ハリーポッターの成功で、色々なファンタジー小説が日本では翻訳されて読めるようななりました。 この【パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 盗まれた雷撃】は今までにないファンタジーって感じで面白かったです。 既に20世紀フォックスで映画化の予定ってのも納得できます。 オリンポスの12人の神々が現代のアメリカに移住して人間とのハーフの子をもうけてるって設定は凄いです。 読んでいてもそれが全然不自然に思わないぐらい完璧なストーリーです。 途中で出会う敵達もメデューサなどギリシア神話に登場してくる怪物ばかりなのもいいです。 色々な秘密が散りばめられていて、思わずページをめくってしまいます。 ミステリーの要素もあるので秘密が明らかになった時には驚かされます。 展開が早いのでスラスラと読めますよ。 主人公のパーシーは普通の学校でいう問題児。 そんな彼が仲間と出会い大きな敵に立ち向かっていきます。 これからパーシーがどのように成長するのか楽しみですね。 そして父親ポセイドンとの関係は? もうアメリカでは2巻目が発売されてるらしいです。 早く翻訳して~って心から思いますよ。 評価(4.2) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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