映画と小説の保管庫

２００５年　　アメリカ　　
ヨアン・グリフィス　　ジェシカ・アルバ　　クリス・エヴァンス　　

ストーリーは、人類の進化と宇宙嵐の関係を研究している若き天才科学者リード。彼はある日、その謎を解明するため、元恋人で女性科学者のスー、彼女の弟でパイロットのジョニー、そしてリードの親友ベンと共に、スーの今の恋人でもある実業家ビクターの援助を受けて宇宙実験を実施することに。だがその最中、５人は計算外に早くやってきた宇宙嵐の放射線に晒される事故に遭遇してしまう。それは彼らのＤＮＡに変化をもたらし、ビクターを除く４人はそれぞれ独特の超能力を授かるのだった。一方ビクターは、実験の失敗で喪失感と怒りを募らせ、次第に邪悪なパワーを帯びていく…。

これは可もなく不可もなく無難な作りになってます。
だから普通に楽しめる娯楽映画ですよ。
続々と映画化されてるマーベルコミックから新しいヒーローの映画化です。
アメコミの映画化って成功と失敗がはっきりしてるけど、この映画は珍しく中間ぐらいです。
【Ｘ－ＭＥＮ】や【スパイダーマン】の後に公開されたのがちょっと痛いですね。
この映画が一番最初に公開されてたらもっとこの映画を面白いと思えたはず。
やっぱり特殊効果などは凄いけど、【Ｘ－ＭＥＮ】などで目が慣れてしまってて新鮮さは欠けます。
そのかわりコメディ的要素はこちらの方が勝ってます。
【Ｘ－ＭＥＮ】などとは対称的な印象がありますよ。

こういう映画を観るたびにＣＧの進化には驚かされます。
もうＣＧがあれば何でも出来る時代なんですね。
あの火の玉小僧のＣＧは凄すぎました。
ストーリーが進むにつれてＣＧもパワーアップしていきます。
展開が王道だけにこういう所でインパクトを与えようとしたのでしょう。

どうやら続編の制作も決まってるみたいなんで、ラストのあの意味深な終わり方が生かされましたね。
続編ではどんな超能力を持ったキャラクターが出てくるのか楽しみです。
それとリードとスーの関係がどう発展していくのかな？

サントラがいいですよ。
その中でもSum41 - Nootsが一番カッコいいです。
スノボのシーンで流れるんですが、もう鳥肌が立つぐらい良かったです。

主人公のゴム人間をみてると【ワンピース】のルフィはここからパクってるのかって思ってしまった。

評価（2.7）