映画と小説の保管庫

２００４年　　アメリカ　　
ヴィンス・ボーン　　ベン・スティラー　　クリスティーン・テイラー　　　

ストーリーは、ピーターの経営する地域密着の零細スポーツジム“アベレージ・ジョー”は、道路を挟んだ向かい側で最新設備を擁するフィットネスジム“グロボ・ジム”に客を奪われ経営難に陥っていた。グロボの強欲経営者ホワイトは、そこにつけ込んでアベレージ・ジョーの買収に乗り出す。そしてついに、30日以内に滞納している５万ドルを支払わないとアベレージ・ジョーは潰され、グロボの駐車場に姿を変えてしまうことに。途方に暮れるピーターは、ラスヴェガスで開催されるドッジボール大会の優勝賞金５万ドルに最後の望みを託し、冴えないジムの仲間たちとドッジボール・チームを結成、往年の名選手だった老人オフーリハンに指導を仰ぎ、優勝目指して特訓を開始するが…。

あつぼうは全く知らなかったのですが、今アメリカではドッジボールが新たなスポーツ・エンタテインメントとして人気が増してるらしいです。
基本的に日本人が小学校の時にしてたドッジボールとはルールが違います。
色々な面でエンターテイメント色の強いルールが採用されてるみたいです。
でも優勝賞金が５万ドルってところが、このスポーツがマイナーって事を証明してますね。

ドッジボールってところに目をつけたのは斬新で良かったのですが、しょせんドッジボールなんですよ。
試合も盛り上がりに欠けてしまうし、あまりにも緊張感がないです。
コメディ色の強い映画とはいえ、やっぱり試合には緊張感がないとダメです。
ベン・スティラーが出演してるので期待してたけど、彼の髪型が一番面白かったのかも。
このレベルのコメディ映画はたくさんあるので記憶に残る映画にはならないです。
たくさんあるコメディ映画の中の１本って感じかな。
やっぱりベン・スティラーが出演してる映画はこのレベルでは満足出来ないです。
これはファンやからこそ厳しい評価になったのかも。

ケイト役のクリスティーン・テイラーってベン・スティラーの奥さんなんですよ。
なんでも【ズーランダー】の共演で結婚したとか･･･。
この映画と同様に家でも頭のあがらないベン・スティラーが想像出来そうです（笑）。

８０年代の映画好きには嬉しいサプライズがありましたよ。
チャック・ノリスやデヴィッド・ハッセルホフが本人役で出演してます。
久しぶりに彼らの出演作を観てみたいって思いました。

評価（2.4）