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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:アメリカ映画
2004年 アメリカ ショーン・ペン ナオミ・ワッツ ドン・チードル ストーリーは、1973年、44歳のサムは1年前に別居した妻マリーと3人の子供との生活を取り戻すため、事務機具のセールスマンという定職に就いた。だが不器用なサムはなかなか思うように成績を上げられず、詐欺師のような上司のやり方にも我慢がならない。誠実に生きたいと願うサムにとって、“世界一の商売人”と皮肉混じりに上司が語るニクソン大統領は、アメリカを不誠実な国に導く悪しき存在へとなっていった。次第に仕事の愚痴が多くなるサムに対し、黒人の親友ボニーはなだめすかし、仕事を続けるよう説得する。そんなある日、裁判所からマリーとの一方的な婚姻解消通知が届き、激しく落ち込むサム。仕事も、家族との関係もうまく行かないサムは、ボビーと一緒に新事業を立ち上げるという夢に最後の希望を託すのだったが…。 タイトルどおりニクソンの暗殺を企てた男の話やけど、他人事のようには思えなかったです。 主人公はどこにでもいてそうな普通のサラリーマンなんですよ。 再び家族との生活を夢見て、嫌な仕事も頑張ってきたサムに離婚解消通知が届いた事によって人生の歯車が狂ってしまい最後にはとんでもない結末になります。 どうみても身近にいてそうなサムが変化していく姿をドキュメンタリータッチで描いてるのはリアルで怖かったです。 この映画は全てが真実ではないみたいですが、1974年に実際に起きた事件を基にして出来るだけ信実に近づこうとしてます。 けっして話を美化する事なくサムのリアルな日常を描いたのは評価したいです。 あまりにも身近にいてそうなサムに、観終わった後にちょっと考えさせられる映画ですよ。 サムを演じたショーン・ペンの演技は神業のようでした。 もう圧倒的な存在感で観てるものを映画に惹き込んでいきます。 こういうクセのあるキャラを演じたら本当に巧いです。 彼の熱演のおかげでこの映画が伝えたかったものが理解出来ました。 本当に名優です。 評価(3.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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