|
テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:アメリカ映画
2004年 アメリカ ホアキン・フェニックス ジョン・トラボルタ ストーリーは、ボルティモアの消防署に勤務するベテラン消防士ジャック・モリソン。ラダー隊(ハシゴ車隊)に所属する彼の任務は、真っ先に炎の中に飛び込み生存者を救出すること。ある日、穀物倉庫で発生した火災現場に駆けつけた彼は、取り残された一人の男性を窓からロープで脱出させた直後、爆発に巻き込まれ、自力での脱出が不可能になってしまう。ジャック救出に総力を挙げる消防士仲間たち。一方、彼らの到着を待つジャックの脳裏にはいつしか懐かしい日々が蘇る。それは入隊以来、署長のマイク・ケネディや先輩たちと数々の苦楽を共にしたかけがえのない思い出だった…。 レスキューに命をかける消防士たちの勇敢な姿を描いたヒューマン・ドラマ。 消防士達の日常が飾り気なしで描かれてるのには好感を持ちました。 自分の命をかえりみず炎の中に突入して行く姿は尊敬に値します。 そんな消防士達を陰で支える家族の気持ちって複雑ですよね。 火事で出動があるたびに夫が戻ってこないかもって心配してしまいます。 そんな思いをしながらも夫を支え続ける妻達は本当に強いですよね。 妻や子供を残して殉職する消防士は少なくはないみたいです。 残された妻や子供は父親を誇りに思ってほしいものです。 こういう命がけで任務をこなす人がいてるからこそ、あつぼうのような一般人が安心して暮らせるのですから。 ジャックの思い出がフラッシュバックするような形で展開していくのですが、1つ1つのエピソードが素晴らしかったです。 特に仲間との友情をはぐくむシーンは消防士の心情をリアルに描いてました。 いつも死と背中合わせの世界で働く彼らにとっては仲間の存在は大切なものなんですね。 それゆえに仲間が死んだ時の悲しみは計りしれないものなんでしょう。 1つのエピソードを終えるたびに、どんどん感情移入してる自分がいてました。 ところどころに泣けるシーンもあって涙腺がヤバかったです。 主役のホアキンよりも、トラボルタの抑えた演技の方が印象的でした。 特に最後のスピーチのシーンは本当に巧かったです。 顔で全てを物語れるって凄い事ですよね。 ロバート・パトリックも出演してるけど、彼はかなり老けましたね。 あつぼうの中でもいつまでたっても【ターミネータ2】のT-1000なんですけどね。 評価(3.8) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アメリカ映画] カテゴリの最新記事
|
|