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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:邦画
2005年 日本 ペ・ドゥナ 前田亜季 香椎由宇 関根史織 ストーリーは、とある地方都市にある芝崎高校。高校生活最後の文化祭を翌日に控え、恵、響子、望の3人は途方に暮れていた。ギターが指を骨折、ブチ切れたボーカルも抜けてしまい、本番3日前にしてバンドが空中分解してしまったのだ。その時、偶然ブルーハーツの「リンダ リンダ」を耳にした恵たちは、これなら3人でも演奏できると、急にやる気を取り戻す。そしてちょうど目の前を通りかかった韓国からの留学生ソンをボーカルに引き入れ、急造バンドが誕生した。4人はさっそく文化祭最終日の本番に向けて猛練習を開始するのだったが…。 なんか青春時代を思い出させてくれる映画でした。 高校の時の文化祭ってこういう雰囲気でしたよ。 さらにブルーハーツってあつぼうの青春時代です。 あの頃はカラオケに行って最後はみんなで【リンダ リンダ】を歌って盛り上がってたのを思い出しました。 ストレス発散にはもってこいの選曲でした。 学園祭で演奏を発表するために猛練習をして友情が芽生え・・・ってよくあるパターンやけど、この映画は凄く巧くまとまってたと思う。 演技や会話などよりも、いろいろな場面での空気が凄くリアルなんですよ。 派手さもなくて実物大の高校生を描いてます。 全体的にゆるいって感じがあるけど高校時代ってそんなもんでしたよね(笑)。 留学生のソンちゃんを演じたペ・ドゥナの演技は素晴らしかったですね。 あのなんとも言えない天然キャラが凄く好きです。 告白されるシーンでの応対は天然すぎますよね。 あれでは男が可哀そうやけど笑ってしまった。 個人的にはカラオケ店での店員とのやりとりが最高でした。 最初は歌詞を覚える事に手こずってたけど、最後のライブの時にはしっかり歌えてましたね。 なんかマイクスタンドの使い方などがちょっとブルーハーツっぽかったですよ。 とにかく最近観た邦画の中でもイチオシかも。 このまったりした雰囲気が退屈に感じる人には向いてない映画ですよ。 劇中、最後の最後に明かされる4人のバンド名【パーランマウム】は韓国語で「蒼い心」という意味だそうです。 久しぶりにブルーハーツが聴きたくなった映画でした。 評価(4.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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