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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:アメリカ映画
2004年 アメリカ/メキシコ デンゼル・ワシントン ダコタ・ファニング クリストファー・ウォーケン ストーリーは、元CIAの特殊部隊員ジョン・クリーシー。彼はこれまで、米軍の対テロ部隊に所属して16年に渡り暗殺の仕事を続けてきた。そのためか心を閉ざし、生きる希望を見失っている。そんなクリーシーはある日、メキシコで護衛の仕事をしている部隊の先輩レイバーンから新しい仕事を請け負うことに。それは、誘拐事件が多発するメキシコ・シティに住む実業家の9歳になるいたいけな娘ピタの“ボディガード”だった。さすがに始めはこの仕事に乗り気でなかったクリーシーも、ピタの無邪気な笑顔や素直なやさしさに触れるうちに心洗われていくのだが…。 ボディガードと少女の心温まる交流と壮絶な復讐劇を緊迫感溢れるタッチで描いてます。 監督は【トップガン】や【トゥルー・ロマンス】のトニー・スコットです。 独特のカメラワークは今作でも健在でしたよ。 これが嫌な人もいてるやろうけど、この映画では見事にマッチしてました。 あつぼうが今年観た映画の中でもベスト3に入るぐらい気に入った映画です。 約2時間半の上映時間やけど、全く苦にならないです。 前半と後半では違う映画を観てるような温度差がありますよ。 R-15指定になったのは後半の壮絶な復讐劇のせいでしょうね。 とにかく復讐劇は凄いのでヴァイオレンスが苦手な人はひいてしまうかも。 でも人間の感情として理解は出来る行動なんですよ。 しかしデンゼル・ワシントンとダコタ・ファニングは天才ですね。 2人の演技は観客をグイグイと映画に惹きこんでいきます。 前半の2人の心温まるシーンがいいんですよ。 そりゃダコタ・ファニングのあの笑顔を見せられたら、最初は仕事って割り切ってたデンゼル・ワシントンの凍った心が溶けていくのが分かります。 やっぱり映画ってキャストが大事やなって思いました。 この映画を観て南米の怖さが分かりました。 南米では60分に1人が誘拐されてるらしいです。 そしてそのうちの70%が生きて帰れない・・・。 身代金目的の誘拐なんで金さえ手に入れば人の命など何とも思ってないのが怖いです。 その中にはこの映画のように子供が誘拐されるケースも多々あるので哀しくなります。 いったい南米の政府は何をしてるんやろって思ってしまった。 もう少し主人公の過去を描いてほしかったです(ワガママ?)。 って言うのも主人公の手の甲の傷など映像では何度も見せるけど、説明がないんですよね。 でもそんなに気にならないからまぁ~ええっか! 評価(4.5) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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