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テーマ:DVD映画鑑賞(14217)
カテゴリ:アメリカ映画
2005年 アメリカ マーク・ウォールバーグ タイリース・ギブソン アンドレ・ベンジャミン ストーリーは、感謝祭を控えたデトロイトの小さな町。食料品店を訪れた中年女性エブリンは、2人組の強盗に襲われ射殺されてしまう。彼女の葬儀に集まった肌の色の違う4人の兄弟、ボビー、ジャック、エンジェル、ジェリー。筋金入りの不良だった彼らを自らの養子として引き取り惜しみない愛情で育て上げたのがエブリンだった。エブリンの思い出にひたる4人は、犯人への怒りを募らせる。やがて、事件が最初からエブリンを狙ったプロの犯行と知った兄弟は、自分たちで母の敵を討つと固く誓い、犯人探しに奔走する。 ジョン・ウェイン主演で65年に製作された西部劇「エルダー兄弟」を現代風にアレンジしてリメイクした本作・ マーク・ウォールバーグが主演やけど、この人もいい意味で悪役の似合う顔になってきました。 とても元人気グループ『ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック』で活躍してたとは思えないです。 彼自身も貧しい家庭の9人兄弟の末っ子として生まれ、荒んだ少年時代を過ごして逮捕歴もあるぐらいですから、彼のための映画といっても過言ではないです。 ディカプリオの勧めで【ブギーナイツ】に出演したから今の地位があるんですね。 歌手からモデル、そして俳優と転身して全て成功してる凄い男です。 さて映画ですが、全米初登場1位って宣伝文句に期待を煽られて観たのですが、出だしは良くて中盤でちょっとだれてラストは意外とあっさりと片付きます。 あまりヒネリのない正攻法の復讐映画です。 血の繋がりがない兄弟の絆には熱いものを感じるけど、個々の個性がもう少し際立ってたら良かったのではって思ってしまった。 兄弟の絆について深く掘り下げてたらもっと感情移入出来たのに、もったいないです。 復讐の仕方については賛否両論あるやろうけど、嫌悪感を感じないこのぐらいの復讐でよかったと思いますよ。 拷問にかけたりするとやっぱり嫌悪感を感じてしまいますよね。 あつぼうはこれで良かったって思ってます。 復讐がテーマの映画やから銃撃戦などあるけどあまりにも警察が無力で頼りなさすぎます。 さらに汚職が蔓延ってるし、こんな怖い街には住みたくないって本当に思いましたよ。 なんかこういう映画を観るたびに警察とマフィアの繋がりを考えてしまいます。 評価(2.8) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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