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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:アメリカ映画
2005年 アメリカ ローラ・リニー トム・ウィルキンソン ジェニファー・カーペンター ストーリーは、ある日、神父ムーアが19歳の女子大生エミリー・ローズに悪魔祓いを施した末、死に至らしめたとして過失致死罪で起訴された。彼の弁護にあたるのは野心的な女性弁護士エリン。エミリーは精神病で、薬の服用をやめさせたことが原因だと主張する検事側に対し、エリンはムーアの真摯な主張をもとに悪魔の存在を証明していく…。 444話目の日記です。 不吉な数字が並んだのでこの映画を日記にしました。 実話を基に、悪魔に取り憑かれてこの世を去った少女の数奇な運命を辿っていくオカルト・ホラー。 劇場公開時に悪魔に取り憑かれて上体を後ろに反らすジェニファー・カーペンターの姿が、トリノオリンピック女子フィギュアスケートで金メダルを獲得した荒川静香選手のイナバウアーに似ていたことから、悪魔のイナバウアーと呼ばれて話題となりましたね。 この映画はホラー映画のように宣伝されてたけど、実はホラー要素のある法廷サスペンスです。 ホラー映画として観た人は少し戸惑うかも。 でも随所に怖いシーンはありますよ。 エクソシストを彷彿させるシーンが多々ありますよ。 特に普通の女の子やったエミリー・ローズが悪魔によって別人のように変化していく様子は怖かったです。 悪魔祓いのシーンは壮絶でした。 映画を観終わって最初に思ったのが、悪魔って本当に存在してるのか?って事です。 この問題を裁判で争っても結局は結論が出ずにイタチゴッコの繰り返しなんですよね。 悪魔の存在を信じる人にとってはムーア神父の証言を真実として受け入れれるし、悪魔の存在を信じない人は、ムーア神父の証言は戯言にしか聞こえないです。 何よりも難しかったのは陪審員でしょうね。 前例のないような裁判でエミリー・ローズの死の真相を見極めなければいけないのは難しい判断ですよね。 信仰する宗教によっては悪魔の存在を信じてる人もいてるので判決を下しにくかったでしょう。 最後に下された判決が、実際の裁判でも下されたのか映画用に判決内容を変えたのか凄く気になりました。 裁判シーンは、かなり見応えがありましたよ。 検察、弁護士の言い分は両方とも納得出来るしスリリングに展開されます。 あつぼうが陪審員なら迷ってしまいます・・・。 近々日本も陪審員制度を導入するけど、こういう裁判には絶対に選ばれたくないです。 ジェニファー・カーペンターの迫真の演技は凄いです。 特にCGを使ったわけでもないのに、あの顔は怖すぎました。 本当に悪魔が彼女の中に潜んでいるようなぐらいの演技でしたよ。 彼女が出演してる映画が日本で公開されたのは、この映画が初めてです。 これからどんどん公開されたらいいですね。 評価(3.5) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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