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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:スペイン映画
2006年 スペイン アナ:ニエベ・デ・メディーナ グロリア:モンセ・モスタサ ストーリーは、シングルマザーの看護婦グロリアは、親友でもある産婦人科の女医アナに誘われ、彼女の診療所で働くことになった。自宅兼職場の屋敷に間借りし、住み込みで勤めることになったグロリアだったが、一見静かな家に奇妙な気配を感じるようになる。そんな中、彼女はアナから、診療所で行っている“裏の仕事”を手伝ってくれるよう頼まれる。それは、望まぬ妊娠をしてしまった女性のための中絶処置というものだった。自身がシングルマザーとして苦労してきたグロリアは、葛藤を覚えながらも手伝いを承知するのだが…。 あつぼうの日記ではこのスパニッシュ・ホラー・プロジェクトを紹介するのは2作目になります。 前回は【ベビールーム】でした。 「ザ・チャイルド」でセンセーションを巻き起こしたスパニッシュ・ホラーの巨匠N・I=セラドール監督によるショッキング作って宣伝してたからかなり期待してたんですよ。 産婦人科を舞台にしてるんやから、中絶された赤ちゃんが復讐するために暴れまくるんやろうなって思ってけど全然違うかった(笑)。 物語は淡々と進み誰もが秘密を持ってるような雰囲気なんですが、イマイチ個々のキャラがいかされてないです。 特に女医アナは最初から最後まで怪しい行動をとるけど、その理由すら分からなかったです。 隣の家とつながってたり、古い屋根裏があったりするけど、うまく使えてないので残念。 そしてやたらに布石が多すぎます。 期待さすだけさしといてその布石もいかされてないです。 はっきり言って夜の病院の恐さは伝わってきたけど、それ以外は恐くなかったです。 メリハリがなくて冗長な展開はどうもダメです。 今は簡単に中絶が出来る世の中ですが、この映画では3ヶ月の赤ちゃんでも生きたいって意志を持ってるって言ってます。 昔テレビで中絶の番組を観た事があるけど、お腹の中の赤ちゃんって命を奪われる瞬間まで逃げてるように見えました。 あれって凄く胸が痛むシーンでしたよ。 自分が子供を持つ親になると余計に命の重みを知る事になりますね。 今時の若い人達の中にも「できたら堕ろしたらええわ」って安易に考えてる人達が多すぎます。 色々な事情があって中絶をする場合があるけど、「できたら堕ろしたらええわ」って考えには怒りを覚えるあつぼうです。 って映画の感想から脱線したけどこの映画を観て思った素直な気持ちです。 評価(1.5) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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