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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:邦画
2005年 日本 吉岡秀隆 堤真一 小雪 堀北真希 もたいまさこ 三浦友和 薬師丸ひろ子 須賀健太 小清水一揮 マギー(ジョビジョバ) 温水洋一 ストーリーは、昭和33年、東京下町の夕日町三丁目。ある日、鈴木則文が営む鈴木オートに、集団就職で上京した六子がやってくるが、小さな工場を見てがっかりした様子。一方、駄菓子屋の店主で、しがない小説家の茶川竜之介は、一杯飲み屋のおかみ・ヒロミのもとに連れてこられた身寄りのない少年・淳之介の世話をするハメになり…。昭和30年代の下町を舞台に、個性豊かな人々が織りなす心温まる人間模様を綴る。 この映画の中には古き良き昭和時代が凝縮されてました。 あつぼうの子供時代って昭和50年代やったけど、この映画を観てると子供時代を思い出してあの頃は良かったなぁ~って思いました。 昭和30年代って今ほど豊かでもなく便利でもないけど人間にとって大切な人情ってものがありましたよね。 それが世の中便利な物が増えるにつれて大切なものをどんどん失っていってるっていうのを教えてくれる映画です。 ほんとこの時代って不便で貧しくってもみんな希望を持って生きてましたね。 現代の人とは目の輝きが違うはずですよね。 冷蔵庫、テレビ、洗濯機が三種の神器やった時代、テレビを買った家に近所の人が集まって力道山を観戦するっていいですよね。 様々な物にも人と人との触れ合いがあって近所の人達が大きな家族って感じです。 もう日本はこんな素晴らしい時代には戻れないのかなって思って寂しくなりました。 これだけの豪華キャストやけど堀北真希の演技が凄く良かったです。 方言丸出しで喋ってる姿が妙に可愛かった。 色々なエピソードがあるけど、どれも良かったです。 吉岡秀隆のエピソードはラスト涙なしには観れないですよ。 全体的にクサいセリフや演出があるけど、昭和ってこういうクサい事を言える時代やったんですよね。 夕日にむかってバカヤロ~って叫んでもおかしくない時代やったんです(笑)。 出演者みんな素晴らしい演技をしていてこのキャストで続編が制作されるので凄く嬉しいですよ。 本作では東京タワーの完成がバックボーンにあるけど、次作では東京オリンピックがバックボーンになるらしいです。 そうそう12月1日にこの映画がテレビ放送されるみたいです。 大切なシーンなどカットしてなかったらいいけど・・・。 あつぼうが子供の頃ってこの映画のようにランニングシャツで走りまわってました。 家の中でゴロゴロしてようものなら親に外で遊んで来いって怒鳴られましたよ(笑)。 それだけ外でも遊ぶところが色々あったんですけどね。 今の子供達は公園でもDSなどのゲームをしてるんですよね。 ほんと時代が変わったなって思います。 評価 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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