505003 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

映画と小説の保管庫

映画と小説の保管庫

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

あつぼう〜

あつぼう〜

フリーページ

カテゴリ

バックナンバー

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月
2006年11月22日
XML
カテゴリ:ドイツ映画


2004年  ドイツ  
ダニエル・ブリュール  ジュリア・ジェンチ  スタイプ・エルツェッグ  

ストーリーは、ドイツ、ベルリン。理想に燃え、正義感の強い青年ヤンと、15年来の親友ピーターは、秘密裏にある活動を行なっていた。彼らは“エデュケーターズ”と名乗り、金持ちの留守宅に不法侵入しては家具を動かし、“ぜいたくは終わりだ”などと警告文を残して立ち去るのだった。それは、富裕層ばかりが優遇される現体制への彼らなりの異議申し立てだった。ピーターの旅行中、ヤンはピーターの恋人ユールにこの秘密を打ち明ける。その事実に興奮したユールは、ヤンを説得して、自分の借金の原因である金持ち、ハーデンベルクの邸宅に2人で忍び込むのだが…。
  
現代のドイツが抱える問題をレジスタンス活動を続ける若者の視点で描いた映画です。
平和ボケしてる日本人には少し理解しにくい映画でもあるけど、日本も昔は学生運動などがあって若者達が燃えてた時期がありましたね。
この映画の若者達はあそこまで過激ではないけど政府や富裕層への怒りが燻ってます。
人を傷つける事をせずに不法侵入を繰り返して自分達の存在を主張するのですが、この程度で革命の種をまけてるって思ってる彼らは結局のところ純粋で幼いんでしょうね。
その幼さがハーデンベルグ邸での予想も出来ない事件を招いてしまいます。
結果的にはバーデンベルグとの出会いで彼らはたくさんの事を学び自分達の存在価値についても考えるようになります。
現革命家の3人の若者と元革命家バーデンベルグとの対話が凄く良かったです。
このバーデンベルグが出てくるまでの前半は淡々としすぎて退屈でした。
ハーデンベルグが出てきてからやっとこの映画の意図するものが理解出来そうになってけど、結局この監督は観てる人に何を伝えたかったんかなって観終わって感じました。

主人公3人の三角関係も話の中心となってくるのですが、この映画には恋愛シーンは不要なんですよ。
この恋愛シーンにはちょっと冷めてしまいました。
友達の彼女と寝たりして、自分達も好き勝手に生きてるやないかってツッコミたくなりました(笑)。
そしてサスペンス映画風のラストはちょっとね。

ダニエル・ブリュールは【グッバイ・レーニン】とは全く違う役柄やったけど、この人って陰のある演技って巧いです。
絶対にラブ・コメなんかよりこういう映画の方があってると思う。

日本人には共感出来る部分が少ないと思うけど、若い時に持ってた情熱を思い出せる映画かも。

評価ビデオビデオビデオ(2.7)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年11月22日 22時15分07秒
コメント(12) | コメントを書く
[ドイツ映画] カテゴリの最新記事


日記/記事の投稿

お気に入りブログ

猫の糖尿病・ローソ… New! 夢 みるこさん

よっちゃんの好奇心… よっちゃん☆☆さん
ベティ333のブログ ベティ333さん
ネバーギブアップ☆ネ… ポルコ2003さん
La Rosa Negra ★chica★さん

コメント新着

ヘカチュウ@ Re:アバラット(08/21) これってもう映画化されてるんですか? …
パニー@ Re:石巻から帰ってきました(05/22) お帰りなさい。 読ませて頂いて、やはり…
あつぼう~@ chicaさん 肉体的にも精神的にも大変やったけど充実…
あつぼう~@ chicaさん 肉体的にも精神的にも大変やったけど充実…
りらっくままハッシー!^o^@ Re:ゾンビランド(05/23) コレ、結構面白いらしいって聞いてたので…
chica@ おかえりなさい! きっとすごく大変な作業だったのでしょう…
chica@ ゾンビー こういうゾンビ系は私も、ちょっと可笑し…
あつぼう~@ kiy*さん 凄く大変な作業やったけど充実していたの…

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X