|
テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:アメリカ映画
2004年 アメリカ リンジー・ローハン レイチェル・マクアダムズ ティナ・フェイ ティム・メドウス ストーリーは、ケイディは動物学者の両親に、ずっとアフリカのジャングルで育てられてきた。16歳にして初めてアメリカの学校に通うことになったケイディ。それまでは自分のことを“普通の女の子”と思っていたケイディだったが、初めての学園生活は右も左も分からず、戸惑うことばかりで周囲から浮きまくり。しかし幸いにもすぐに2人の友だちができ、ケイディは学園のはみ出し者的なその2人から色々なルールを学んでいく。そんな矢先、ケイディは学園でもっとも幅を利かせた女の子3人組に気に入られ、彼女たちのグループの仲間入りを果たすのだが…。 リンジー・ローハン目的でこの映画を観たのですが、ハリウッドでよくあるお決まりの青春映画とは一線を引いた映画で嬉しい誤算でした。 アメリカのハイスクールの実情ってこの映画の通りなら女の子の世界は怖いって思いましたよ。 とにかく陰湿極まりない世界です。 他人を陥れてでも自分が幸せになろうって凄い事ですよね。 よくアメリカのハイスクール映画などでは学校を仕切ってるようなモデル系の女の子が出てくるけど、みんな性格が悪いですよね。 この映画でもプラスティクスと呼ばれてるそれ系の女の子達の性格は最悪です。 そんな連中に気に入られるのがアフリカ帰りのケイディ。 最初は彼女達を毛嫌いしてたケイディも無垢で純粋なだけにプラスティクスの色に染まるの時間の問題でした。 ミイラ取りがミイラになってしまった瞬間です。 友達を裏切り親にまで嘘をつきケイディは本当の自分を失っていきます・・・。 人間って自分が居心地の良い場所を得てしまうと、周りを見ようとしないんでしょうね。 ケイディにとってはプラスティクスがまさにそれでした。 自分ではこんな嫌な女の子達とは一緒ではないって思っていても知らぬ間に染まっていってしまうものです。 気付いた時にはもう手遅れって感じになってますよね。 プラスティクスの4人がバニーガール姿でダンスするシーンは見応えありました。 次から次へと変身する彼女達の衣装にも注目です。 ラストは少し強引にまとめすぎたのがダメでしたね。 もう少し考える時間などがあっても良かったのに・・・。 途中は凄く面白かったけど、あのラストだけが残念です。 レイチェル・マクアダムスがメチャクチャ嫌な女の子を演じてました。 この映画の撮影時って28歳やった彼女が女子高生の役やからビックリしましたよ。 全然違和感なくみれましたよ。 【きみに読む物語】とは全然違う彼女を観れて良かったです。 この映画の中ではイジメについても描かれてるけど、イジメてる側は自分の言動がどれだけ人を傷つけてるのか気付かずにエスカレートしていくんですね。 今日本でもイジメによる自殺などが問題になってますよね。 これがアメリカなら自殺などせずに銃を乱射しそうです。 結局イジメがもたらす結末って悲惨な事が多いです。 イジメなどなくなればいいんですけどね・・・。 評価 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アメリカ映画] カテゴリの最新記事
|
|