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テーマ:DVD映画鑑賞(14216)
カテゴリ:アメリカ映画
2004年 アメリカ ダーク・ボガード エリザベス・テイラー ハービー・フレッチャー ストーリーは、2001年9月11日に同時多発テロが起こった時、ブルース・ウェバーは旅先にいた。彼の自宅兼オフィスはテロ現場の目と鼻の先にあり、そこに残した愛犬たちの安否を気遣うという気が気でない息の詰まる体験をしたのだった。そしてこれが本作を作る動機となる。ウェバーは、一緒に暮らしている4匹のゴールデン・レトリバーの中でも末っ子のトゥルーへ宛てた手紙をしたため、それを読むという形式で様々な映像を映しだしていく。そこには、愛犬たちへの深い愛情と共に、人間の尊厳や世界平和を願う切なる思いが込められていた。 ブルース・ウェバーは、あの忌まわしい9・11のテロ事件のグランド・ゼロと目と鼻の先に自分のオフィスと住居があり、旅先で自分たちの愛犬の消息を気遣うという恐怖の体験があったから映画を撮ったらしいです。 あのテロをテーマにした映画が、たくさん公開されてるけどアメリカでは客の入りがイマイチらしいです。 やっぱり人々の中にはあのテロの傷跡があって、またテロ関係の映画を観るまで回復してないんでしょうね。 同じようなテロなどをテーマにしてるけど、この映画は全く違った視点から撮ってました。 これって犬の映画って思う人もいてるやろうけど全然違います。 犬が好きやからレンタルして観ようって思ってたら後悔しますよ。 どちらかというと戦争や難民問題、さらに人種差別などをテーマにしています。 それを飼い犬との手紙をとおして平和を願うブルース・ウェバーの気持ちを出した映画です。 一歩間違ったらブルース・ウェバーの愛犬日記になってしまう危険性はあったけど、なんとか崖っぷちでとどまった感じがします。 淡々と過去の悲惨なシーンと手紙を読むナレーションが続く映画なんで退屈って感じる人も多いかも。 あつぼうも途中で退屈になってきて思わず早送りボタンを押しそうになりましたよ。 特に盛り上がりもないのでドキュメンタリーやと思って観る方がいいです。 犬という愛くるしい動物のおかげで和むのと戦争やテロなどの悲惨な出来事のアンバランスさは良かったです。 評価(2.4) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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