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テーマ:DVD映画鑑賞(14217)
カテゴリ:韓国映画
2004年 韓国/日本 ソル・ギョング 中谷美紀 萩原聖人 藤竜也 ストーリーは、朝鮮半島出身ゆえの差別や偏見に苦しみながらもそれをバネにのし上がっていった一人の男の壮絶な生き様を描く。1944年、第二次大戦下の東京。“朝鮮人”という理由で先輩力士の執拗ないじめに苦しむ日々だった力道山は、ある日、一人の芸子・綾と運命の出会いを果たし結婚する。相撲でも着実に結果を残すが、朝鮮人であることが大きな障害として立ちはだかる。力道山はそんな相撲界に見切りをつけ、西洋のスポーツ“プロレス”に活路を見出すのだった。 プロレスが大好きなあつぼうにとって、この力道山という人は神様のような人です。 この人がいなければ今のようなプロレスの発展はなかったやろうしアントニオ猪木やジャイアント馬場も世に出てなかったはずです。 力道山が亡くなった時、国民は衝撃を受けたはずです。 自分達の代わりに憎きアメリカ人を空手チョップで倒してくれた無敵の力道山がナイフで刺されて命を落としたのは衝撃的やったはずです。 映画では力道山の死の部分はあっさりと流してるけど、入院してからの力道山は自分の好き勝手にして暴飲暴食を繰り返してたってエピソードがあります。 それが死を招いたのかもしれませんね。 この映画は力道山の知られざる部分を描いてるので、本当の力道山を知るにはもってこいの映画です。 それにしても力道山が苦労してた時代には朝鮮人に対する差別ってのが露骨でしたね。 朝鮮人であるがために大関に昇格出来なかったり、兄弟子からイジメられたり・・・。 そんな中でも成功して笑いたいって思う力道山は頑張り続けて不動の地位を得ます。 でも陰から力道山を支え続けた妻の綾がいたからこその成功やと思います。 その綾を演じた中谷美紀の演技は抑え気味ながら素晴らしかったです。 力道山を演じたソル・ギョングは難しい日本語のセリフやけど凄く頑張ってたと思う。 でもちょっと早口になったりする時に聞き取りにくい時があります。 あつぼうはヘッドフォンを付けてこの映画を観てたから大丈夫やったけど、試写会に行った友達は何を言ってるのか分からなかったって言ってました。 ソル・ギョングの日本語のセリフは棒読みにも思えるけど、本当の力道山の話し方って知らないけど、ソル・ギョングの日本語の発音のように聞き取りにくかったのかも。 ソル・ギョングの肉体改造は凄いですよね。 20キロ以上も体重を増やしてこの映画に挑戦したんですよ。 シルミドの時との違いにビックリしました。 橋本真也が出演してるのですが、彼にとってこの映画が遺作となりました。 力道山を彷彿させるようなチョップなど彼の闘い方は観てるものを熱くさせました。 この映画のキャッチコピーが【日本人がいちばん力道山を知らない】! まさにその通りです。 評価(3.5) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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