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テーマ:DVD映画鑑賞(14216)
カテゴリ:アメリカ映画
2005年 アメリカ ラッセル・クロウ レニー・ゼルウィガー ポール・ジアマッティ ストーリーは、愛する妻メイと3人の子供に囲まれ幸せに暮らすジムは、ボクサーとしても将来を嘱望されていた。だが1929年、彼は右手を故障してしまったことをきっかけに勝利から見放されていく。さらに時代は恐慌を迎え、やがてジムもライセンス剥奪で引退を余儀なくされ、失業者の一人として肉体労働をして家計を支えていた。そんなある日、元マネージャーのジョーから、一夜限りの復帰試合の話が舞い込んでくる。相手は勝ち目のない新進ボクサー。それでもジムは、その報酬で家族を救えるという一心で試合を引き受けるのだった…。 この映画ってボクシングが苦手な人が観ても面白いと思いますよ。 メインのテーマは家族愛ですから。 スポーツをしてる人なら分かると思うけど、一度現役を退いてしまうと体は凄いスピードで衰えていきますよね。 主人公のジムはさらにボクシングでは致命傷ともいえる拳を痛めて強制的に引退させられました。 こういう場合ってボクシングに対する情熱も冷めてしまいそうです。 引退させられて落ち込む彼を支えた妻の存在って大きいです。 レニー・ゼルウィガーが演じてるけどやっぱりムチャクチャ巧いです。 顔の表情だけで感情を伝える事の出来る数少ない女優さんです。 ジムは愛する家族のためにもう一度リングにたつ決意をします。 ここからの彼の活躍がまさしくシンデレラストーリーなんでシンデレラマンと名づけられました。 またまたハリウッドが都合のいいように解釈して映画化したって思う人がいてるやろうけど、これは正真正銘の実話なんです。 愛する家族を守りたいって気持ちが彼をここまで奮い立たせたんでしょうね。 男たるものこうありたいって思います。 今の日本人にはこういうハングリー精神が欠けてるのかもしれないですね。 アメリカの大恐慌の時って食べる物や電気までもが手に入りにくい時代やったんです。 お金を出せば手に入るけど仕事がないのでお金など入ってきません。 セントラルパークには浮浪者があふれ今日を生きる事しか考えれない人がたくさんいたんですね。 仕事をしたくても仕事がないのならどうしようもないです。 実際こういう立場におかれたら、あの仕事は残業があるから嫌とか、汚いから嫌とかいえないですよね。 今の日本、まだまだ恵まれてるって思いました。 ボクシングシーンも迫力があって面白かったですよ。 ラッセル・クロウもかなりのトレーニングをしたんやろうなって思わせる動きでした。 【ミリオンダラー・ベイビー】とは対称的な映画なんで安心して観れますよ。 評価(4.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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