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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:邦画
2003年 日本 二宮和也 松浦亜弥 鈴木杏 秋吉久美子 ストーリーは、湘南の高校に通う17歳の少年、秀一は母・友子と妹・遥香との三人で穏やかに暮らしていた。ところがある日、母が10年前に結婚してすぐに離婚した男・曾根が現われ、家に居座ってしまったことから、平和だった家庭は一変する。曾根は傍若無人に振る舞い、母ばかりか妹にまで暴行をはたらこうとするのだった。やがて、警察や法律では問題が解決できないと悟った秀一は、自らの手で曾根を殺害する決意を固める。そして、“完全犯罪”の計画を練り上げると、それを実行に移す。恋人の紀子にわずかな不審を持たれた以外、その犯行は完璧なはずだった…。 出演者をみるとアイドル映画やと思ったけど、全然違うかった。 二宮和也って演技が巧いです。 硫黄島からの手紙でも注目されてるけど、こやつは只のアイドルではないかも・・・。 17歳の少年が抱えてる痛いぐらいの感情の激しさを見事に表現してました。 これからも注目してみよう。 逆に松浦亜弥はダメです。 今井絵里子までは下手ではないけどやっぱりアイドル演技ってのを抜け出せてないです。 矯正して標準語を喋ってるから余計に違和感がありました。 これからは素直にアイドル道を極めて下さい。 そこそこいい映画なんですが、義父を殺すに至るまでの過程をもう少し鮮明に描いて欲しかったです。 義父の家庭内暴力もそれほどヒドイとは思えないのが残念・・・。 家庭内暴力がもっと現実的やったら主人公の殺意に共感出来るのに・・・。 この手の映画は背景をしっかりと描かないと主人公の行動を理解出来なくなりますね。 こういう暗い映画やのになぜアイドルを使ったのか疑問が残るけど、アイドル映画と思って観ていい意味で裏切られたので許そう。 タイトルにも使われてる【青】。この映画の映像ではこの青が巧く使われてたような気がしました。 友達が貴志祐介の原作が凄く面白かったって言ってたので原作も読んでみたいです。 評価(2.7) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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