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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:アメリカ映画
2004年 アメリカ アーロン エッカート ベン・キングズレー キャリー=アン・モス ストーリーは、 FBI捜査官のトム・マッケルウェイは、連続殺人犯の不当逮捕が原因で、ここニューメキシコ州の片田舎、アルバカーキに左遷された。ところが、赴任初日から殺人事件が発生、やがてそれはすぐに3件の連続無差別殺人事件へと発展する。いずれの死体も、まぶたが切り取られ、0(ゼロ)のマークが残されていた。マッケルウェイは原因不明の頭痛に悩まされながらも捜査を続けるが、一向に解明の糸口すら見えてこない。そんな時、捜査線上にベンジャミン・オライアンという一人の男が浮上してくるのだが…。 よくあるFBI捜査官と連続殺人犯の攻防を描いた映画かなって思ってみたら全然違う展開にビックリでした。 「サスペクト(容疑者)・ゼロ」とは特定の犯行手口やパターンが無く、捜査線上に決して浮かび上がらない、連続殺人犯の事なんです。 世の中には誰にも気付かれずに連続殺人を犯してる究極の連続殺人犯がいてるっていう理論が面白いです。 でもね映画の序盤は説明不足で何が何か分からない展開です。 途中でシリアル・キラーばかりを狙う犯人がいてるって分かってから理解出来ました。 【セブン】を超えた!戦慄のサスペンス・ミステリーって宣伝文句やったけど、こういう宣伝の仕方はこの映画にとってはかなりマイナスです。 だいたい【セブン】とは方向性が違うし較べる理由が分からないです。 【セブン】のような猟奇的な連続殺人を期待してると肩透かしをくらいますよ。 この映画はどちらかというと【X-FILE】的な要素も入ってます。 特殊な能力を持ったが故に苦しむ事もあるんですよね。 映画の中で超能力者の能力を伸ばす【イカロス計画】ってあったけど、これって現実にFBIでおこなわれててもおかしくないです。 冷戦時代は実際に超能力で相手にダメージを与えようって考えがあったぐらいですからね。 映画の中でも犠牲になるのは子供ばかり・・・。 誘拐されて殺されるって酷い事ですよね。 こういう映画を観ていて思うのは、超能力でも何でもいいから犯人を特定出来たらいいのに。 よく超能力捜査番組ってあるけど、あれも微妙ですよね。 凄く大雑把で場所を特定しないのが不思議なんですよ。 もし本当に超能力を持ってる人がいたら凶悪犯逮捕に協力してほしいものです。 アメリカでは子供が誘拐される事件って多いんですね。 牛乳パックに行方不明になった子供の顔がプリントされてるのは凄く良い方法やなって思った。 こういう事は日本でもすべきですよ。 これだけコンビニやスーパーで牛乳パックが売られてるんやから、それなりの効果はあると思います。 と話は脱線したけど、【セブン】のように衝撃的なラストを期待しないで観ましょう。 評価(2.5) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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