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テーマ:DVD映画鑑賞(14216)
カテゴリ:邦画
2005年 日本 中村獅童 成宮寛貴 竹内力 山寺宏一 市原悦子 KABA.ちゃん ストーリーは、ある嵐の夜、仲間とはぐれたヤギのメイは、壊れた山小屋に避難した。するとそこへ、同じように嵐を逃れてやってきた一匹の“仲間”。小屋の中は真っ暗でお互いの姿は見えないものの、心細かった二匹は言葉を交わし、次第に仲良くなっていく。そして、“あらしのよるに”を合い言葉に、翌日の再会を約束しそれぞれ小屋を後にする。ところが、待ち合わせの場所でメイの前に現われたの、なんとオオカミのガブだった。 自然界ではオオカミとヤギが仲良くなるって考えれないけど、動物の世界にもこういう友情があってもいいなって思えた映画でした。 この映画の冒頭は相手の外見を知らずに交わした言葉だけで交流を深めていくって素晴らしいです。 これって人間社会でも言える事やけど、外見重視に拘ってると本当の友情など芽生えないかもしれないですね。 映画の中でガブがメイに小屋で出会った時にヤギと分かってたら食べてたって告白するシーンがあるのですが、凄く深い言葉やなって思いました。 外見を知らずに内面から芽生えた友情だけにこの言葉に意味がありますね。 ヤギをエサとしか考えられないオオカミの習性に反してまでも友情を大切にするガブが凄くカッコ良かったです。 ガブとメイの関係を理解しようとしないヤギやオオカミによって2人友情に危機が迫ってきます。 そんな時に2匹が下した決断は・・・。 絵本を映画にしてるので結構子供向けかなって思ってたけど、大人でも楽しめました。 でもねもう少しだけメイの感情が豊かに表現されてたらもっと良かったです。 これはメイの声を担当して成宮寛貴の力量やセリフにも左右されてると思うけど・・・。 絵本を読んだことがないのですが、原作でもメイはガブがネズミを餌にしたりしてる事に嫌悪感を抱いたりしてるんでしょうか? オオカミは肉食獣やからいくらヤギを食べなくなったっていっても何か肉を食べないと生きていけない訳やから、あのメイの態度にはちょっとイラってきました。 最近フルCGアニメが多いから、たまにはこういうアニメもいいものですよ。 なんか凄く和めましたよ。 結構面白い映画やったので、原作の絵本も絶対に読んでみたいと思います。 評価(3.5) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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